幸せを告げる箱 (ページ14)

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それからも俺は空いてる時間は全て
Aちゃんとデートをした

少しでも一緒に過ごして
Aちゃんの思う不安を取り除こうとした

俺も正直色々不安だった

俺の職柄のせいで交際したとして
何か彼女に迷惑をかけないか

怖い思いなどさせてしまわないか

でも

KY「ヒョンなら大丈夫です。Aを任せられます」

そう背中を押され

決めた

今日俺はAちゃんに告白をする

夜、仕事が終わってから
2人でいつものレストランに行き、そのあとは

2人きりになれる夜景スポットに来た

いつものように仕事のことや
プライベートのことを話した

LT「Aちゃん」

「はい」

意を決して想いを伝えた

LT「俺、これからもAちゃんと一緒にいたい
だから俺の恋人になってくれませんか？」

少しだけ間があった

振られるのが怖くて
かすかに手が震えた

「はい、こちらこそよろしくお願いします」

その答えに思わずガッツポーズ笑

LT「ありがとう、必ず幸せにします」

そう言いAちゃんを抱きしめた

「うん」

こうして俺たちの交際は始まった

次の日キュヒョンにそのことを報告した
もちろん他のメンバーにも話した

Aちゃんとも会えない分
連絡頻度を上げた

嫌われない程度に笑

でも、そのあたりから仕事が多忙時期を迎え
Aちゃんと会える時間がかなり減ってしまった

会えても数時間…

寂しい想いをさせてないか

申し訳なさが募った

KY「ヒョン、大丈夫ですか？最近元気ないですけど…ヒョン？」

LT「…え、あ、うん…大丈夫」

KY「Aと上手くやってますか？」

LT「うん…最近会う時間を作ってあげれてなくて」

KY「最近のスケジュール過密ですもんね」

LT「うん…寂しい思いさせてないか心配で」

KY「その辺Aなら大丈夫だよ、俺らのことわかってくれてるし…たまにメールしてるけど変にヒョンへのクレームは聞かないし大丈夫だよ…ね？」

LT「ならいいんだけど」

そうは言ってくれるけど
Aのことが心配だった

幸せにする…そう言ったのに…