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イトゥクside
あれからAちゃんとは何度もデートを重ねた
そうしていくうちにAちゃんへの
想いが募って行った
メンバーにはよく
ーヒョンはメールが多すぎるー
と嫌がられるためAちゃんには
嫌われないように細心の注意を払ってメールを送ってた笑
KY「ヒョン、Aと最近どう？上手く行ってる？」
上手く言ってると思いたい…
Aちゃんへの想いを
キュヒョンに話したら笑いながら
KY「じゃあAに聞いてきてあげるよ」
ハハって笑ってその場を流したけど
その答えを聞きたいようで聞きたくない
Aちゃんは俺のことをどう思ってるんだろう
ーーー
数日後
撮影が終わり家に帰ると
キュヒョンから電話があって
家に来ることになった
来たと思えばニッコニコしながら
俺の方を見てる
KY「ヒョン…聞きたい？」
LT「Aちゃんの話？」
KY「もちろん」
そう言いニヤニヤしながら椅子に座ったキュヒョン
LT「あまり…よくない感じ？」
正直自信がなかった
デートを重ねたとは言ってもかなり間も空いてたし
短時間だったり、忙しさのあまり
Aちゃんに時間を作ってあげれなかったから
それに
最初のデートで行った水族館で
魚を見てAちゃんが
「楽しいのか、狭くて悲しいのか水の中だから
泣いててもわからないよね」
そう言った時の顔がすごく寂しそうな顔で
俺が笑顔にしてあげるって想いとその裏腹に
まだ少しAちゃんの中で
元婚約者への想いが残ってるんじゃないかって
すごく不安だった
KY「そんなことないよ、寧ろいい方だと思うよ」
LT「そうなの？」
KY「ただ…」
LT「ただ…？」
キュヒョンから
Aちゃんの想いを一通り聞かせてもらった
LT「そっか…」
KY「あとはヒョン次第ですよ」
聞いた上で俺の気持ちは変わらない…
ただ、どうAちゃんの不安を取り除いて
あげれるか…
もし付き合うとなればお互いにいろんな
問題が起こるであろう
どうしていくべきか色々
キュヒョンが一緒に考えてくれた
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作者名：しおり | 作成日時：2023年8月21日 6時
