幸せを告げる箱 (ページ2)

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LT「それより何頼む？」

聞きたいことはたくさんだけど
いきなり深い闇を突くのは良くないと思い

話を逸らさせるために2人の前にメニュー表を出した

それぞれコーヒーとスイーツを頼み一息ついた

LT「Aちゃんは何の仕事をしてるの？」

「oLです、データ入力と資料作成がメインで」

LT「そうなんだ、難しそうな仕事だね」

KY「あれ？営業じゃなかった？」

「変わったの…それでイトゥクさんは何のお仕事をされてるんですか？」

LT「ん？」

KY「は？」

「え？」

キュヒョンの知り合いなのに
俺のことは知らないんだ笑

俺の顔見て驚いたって思ったけど
この子からしたら本当に知らない人が
席にいたんだ笑

キュヒョンが俺のことを説明すると
驚きつつ謝ってきた

KY「Aはそういう情報に疎いからさ」

「すみません…」

LT「いいよそんな事、そっちのがいい笑
てか俺の事もオッパって呼んでいいよ〜
トゥギオッパとか笑」

「あ、はい…分かりました」

KY「自分で言うか？笑 A、動画サイトでイトゥクって検索してみなよ、変なのばっか出てくるから」

LT「おい笑」

俺らのやりとりを聞いて
くすくすと笑ってくれる

そんなとこも可愛くて
俺はAちゃんのことを
いつの間にか気に入ってた笑

LT「連絡先とか聞いてもいい？」

KY「お、ヒョン積極的ですね、はいどうぞ」

LT「キュヒョンのじゃないAちゃんの！」

「いいですよ」

ヘラヘラと笑うキュヒョンを無視して
Aちゃんと連絡先を交換することができた

LT「ありがとう」

「いえ」

KY「A、気を付けてね、ヒョンは携帯壊れるくらい
メール送ってくるから」

LT「さっきから変な事ばっか言わないで」

「わかった…気を付ける…笑」

LT「Aちゃんまで…笑」

そんなたわいもない会話をしてると

「あ、ごめんなさい私仕事に戻らなきゃ」

急な仕事が入ったみたいで
Aちゃんは帰ることになってしまった

LT「ここは俺が払っておくから気にせず仕事に行って」

「え、いいんですか？」

LT「うん、また今度ゆっくり話そう」

「はい、ありがとうございます」

そしてキュヒョンと2人きりになった

まだまだ色々Aちゃんと話したかった