CALL〈3〉

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剛典「…おい」









携帯をいじってたら突然後ろから聞こえた声



振り返れば、岩田…









広臣「なんの用…」




剛典「お前さ…」









はぁ…言いたいことくらい分かるっつーの







広臣「無視すんなって？Aのこと。」





剛典「…おー、よく分かったね笑」





岩田の態度にムカつき、思わず舌打ちする








剛典「舌打ちしたいのはこっちなんだけど。」









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剛典「何回Aを傷つけるんだよ。」






広臣「…そんな俺傷つけた覚えねぇんだけど…」






剛典「お前が思ってない所で、あいつは傷ついてんだよ！」






知らねぇよ…



なんであいつが傷つくんだよ…









剛典「お前はそれを分かってねぇ。」



広臣「…笑、わかんねーもん…」







そうの答えれば、胸ぐらを掴まれた









剛典「…っほんとは、Aの事守れんのは俺じゃねーんだよ…っ」









は？




お前彼氏だろ…笑









なんでお前じゃねーの？









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剛典「俺じゃねーんだけど、俺がそいつの代わりに守ってやってんの」









広臣「お前が勝手にやってることだろ。俺には関係ねーよ。」






剛典「そうだよ！俺が勝手に守ってるだけだ。

それはあいつが…Aが好きだから…。」









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剛典「でもあいつは…っ。お前に…っ。」





俺に何？









剛典「お前が…！」






広臣「…んだよ」









ゆっくりと、岩田の手が降りた









剛典「……っやっぱり…何でもねぇ。」









剛典「とにかく…あいつをもう傷つけんな。」






広臣「…」






剛典「次傷つけたら、ぜってぇ許さねぇ。」









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もう…何が何だかわかんねぇわ









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