One more time【赤井秀一】

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『へぇ〜！蘭ちゃん好きな子いるのね』


「そうなんです！もうラブラブで蘭、キュンキュンしちゃーう！」


「ちょっとやめてよ園子〜！」



本棚の掃除をしながら3人で女子トーク

いいなぁJK

青春だな



「そんなことより、Aさんはいないんですか？好きな人」


『えっ、私？』


「確かに！気になる！」



ここはなんて言うべきか

いるよ〜って？

いやいや、私の場合過去形だよな



『んー、どうかな？』


と、結局苦笑い


「あー、その顔はいますね」


「えっ、本当にいるんですか？」



曖昧な反応のせいで勘が鋭いJK2人は

私にどんどん突っ込んでくる



『あ、いや、なんて言うか…』


「分かった！もしかして、別れちゃったけどまだ好き、、とか？！」



ここまで来ると園子ちゃんが恐ろしい



『…あはは、笑』


「え！うそ！当たっちゃいました？！」


『ん〜、まぁあながち間違いではないけど、、
今はもう諦めたって感じで、、』


「きゃー！やばーい！Aさんが恋してるなんて！」


「いつもクールだから恋愛に興味無いかと思ってました！」



いや、私どんなイメージ持たれてるの



『え、そう？笑』


「ちなみに、その人どんな人なんですか？」


『そうねぇ…大人の男性、かな』


「何それ色っぽい♡じゃあ年上なんですね！」


『えぇ、まぁね』


「何歳上ですか？」


『えっとー、4つ上だったかな。』


「ちょーイケてる年齢じゃん！」


「ね！」



私の恋愛話で盛り上がってくれる2人

私の恋愛にそんなに興味ある、？









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