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「俺が組織に潜入すれば連絡のみ取る状態で

お前たちに会うこともほぼなくなるだろう。

そしてそ俺とAは別れ、俺は組織の女と交際していることになるんだ。」









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「アイツのことだからきっと泣かせてしまうだろうな、、。

だからジョディ、、」









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「Aのことは、お前が傍で見守ってやってくれ。」





空に浮かぶ夕陽を見ながら彼は言った。



夕陽に照らされた彼の瞳が少しだけ揺れているように感じた。






「シュウ、、」






「強がりで生意気なくせに泣き虫で、少々手のかかる奴だがな。

お前もよく知っているだろう。」












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Aの傍にいるのはあなたの役目じゃない、、

そう心の中で思った。




「それなら、潜入捜査が終わって戻ってきたらまたAと、、」




「待っててくれ、とは言えないんだ。」




「えっ?どうして、、?」




「いつ戻れるかも、何があるかも分からないのに

そこにずっと縛り付けたまま、待たせる訳にはいかないさ。

それに俺は、、」









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「置いていく身として、アイツには幸せになって欲しいんだ。

誰かが俺の代わりに幸せにしてくれればそれで十分。

ただの綺麗事に聞こえるかもしれんがな。」









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「伝えておいてくれジョディ。

俺が近くにいなくても、強く幸せに、と。」









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そんなこと、言えるわけないじゃない。





「Aはきっと、あなたと別れてもあなたを想い続けるわ。」




そう言うとシュウは小さく笑い




「Aのこと、頼んだぞ。」




と言ってその場を去った。









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おと(プロフ) - ange10ves25さん» ご清覧、ご指摘ありがとうございますm(_ _)m大変申し訳ないです( ; _ ; )パート2以降は行間を狭めているのでどうか引き続きお楽しみいただければ幸いです。 (2022年5月8日 17時) (レス) id: 066d930de7 (このIDを非表示/違反報告)
ange10ves25(プロフ) - 面白そうで読み始めました。まだ読み始めですがとても楽しく読んでいます。ですが、行間があきすぎで少し読みにくいなと感じました(・・;) (2022年5月8日 0時) (レス) @page5 id: 90d5b01646 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おと | 作成日時:2021年8月16日 16時

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