検索窓
今日:6 hit、昨日:11 hit、合計:36,705 hit

ページ18

Mizuki side







涼「みずっくん上がるの早くない?」




『俺、長風呂無理って言ったじゃん』






そそくさとあがって俺は着替え始める。




それに合わせてはしもっちゃんも上がってくる。




涼「今Aちゃんに会ったらまずいもんね〜」





『なにまずいって。別に、面倒なだけ』





俺は今絶対にAに会いたくない。




会いたくないから早めに上がったのに、




「瑞稀くん!水も滴るいい男だね!!」




あいつは俺目掛けて走ってくる。




いつもは制服姿しか見てないから




Tシャツの部屋着が新鮮に感じる。





この新鮮さとやらを感じたくなくて




会いたくなかった。





てか、その格好まずくない?




Aの格好は、だぼっとした白いTシャツに




短くて履いてるか履いてないかわからないような



短パンを着ている。




涼「Aちゃん、なんかいつも以上に色っぽいね」



なんて横ではしもっちゃんが耳打ちしてくる。




そのせいで無駄に意識してしまって


思わずフリーズする。





「瑞稀くん?どしたの?」




『いや、声でかいし迷惑だから早く戻れよ』




「冷たいなあ、でも好き」





修学旅行でも俺は素直になれずに




Aに冷たく当たる。







Aのこの好きって言葉に



慣れないのは本当に面倒。




好きなんていろんな奴から散々言われてんのに。





本当に面倒だ。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
368人がお気に入り
設定タグ:井上瑞稀 , HiHiJets , 浮所飛貴
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なあ - 終わり方なんか変。 (2021年3月28日 7時) (レス) id: 89ae3b1374 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぽむたに | 作成日時:2020年9月9日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。