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何事もなかったように月日は流れ、中学2年。

今度は私に春が訪れた。

同じクラスの成績トップでスポーツもできる子。

すぐさましょーたのところに行き、告白されたと自慢した。

いつもならお前が?とバカにされるのに、
よかったなと冷たかった。

朝から親と喧嘩したと言っていた事もあるのかもしれないけれど、嫉妬しているのを期待している自分もいた。

その日の夜、しょーたは私の部屋に来た。

いつものように他愛のない話をしていたが、突然、断っただろ?と聞かれた。

なんの事か一瞬わからなかったが、しょーたの顔はさっきと同じ顔をしていた。

「断ってなかったらどうなるの」

あの時の私はどんな言葉を期待したんだろう。

しょーたならお前を奪いに行くとでも、告白した彼のところに行ってこいつ俺の女なんだけどとでも言ってくれると思ったのだろうか。

「何もしねーけど」

この言葉が着火剤となり、淡い期待は淡いままチリチリと悲しく燃えた。

正直、しょーたの気持ちもわからないし、私の気持ちにさえ気づいてないような気がした。

しょーたのコップの底から小さな泡が浮かび上がってくるのをただ見つめるしかできなかった。

プシュッという音で我に返った。

隣の席のやつが炭酸を開けて勢いよく飲んでいた。

しょーたが好きなジュースの新しい味だった。

後で教えてあげよう。


「そんなに見て、何? 飲みたいの?」

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いのきのこ(プロフ) - 、さん ご指摘ありがとうございます、初心者なので…すみません(><) (2020年1月20日 6時) (レス) id: a27e8ef6d1 (このIDを非表示/違反報告)
いのきのこ(プロフ) - Miraiさん、ありがとうございます!! (2020年1月20日 5時) (レス) id: a27e8ef6d1 (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグくらいちゃんと外して下さい (2020年1月20日 5時) (レス) id: aead4a2b5b (このIDを非表示/違反報告)
Mirai(プロフ) - 面白いです!続き書いてください! (2020年1月19日 22時) (レス) id: c766826a6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いのきのこ | 作成日時:2020年1月19日 0時

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