チクチク【五条悟】 (ページ5)

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5話ページ5

～No side～

A｢さすが五条先生の行きつけのカフェですね！
オシャレだし、デザートもすごい美味しすぎます！｣

五条｢最近任務沢山あったでしょ？
気分転換にでもなればいいなって思って！
喜んでもらえて良かったよ～｣

Aは
五条と一緒に居れて嬉しくて
いつもよりテンションが高いのか

それか

ただ単にカフェに来れてリラックスして
楽しめたから元気なのか

その答えは五条はわからないだろう

その五条は
Aにいい所を見せたくてカッコつけてるのか
やたらいつもよりキラキラしている

五条｢A 、いつも任務や特訓お疲れ様｣

A｢いえ！私なんてまだまだですよ！
呪具の使い方も慣れないし、足も引っ張って、皆の役に立ててるかもわからないですし....でも私は皆に特訓も付き合ってもらってるので頑張れてるだけですよ！｣

普段見せないAの弱音に五条は驚いた

誰にでも優しいAだからこそ

やはり甘える相手が居なかったのだ

五条｢A｣

A｢はい？｣

五条｢少なくとも僕はAに救われたよ
最強だから大丈夫って思われてしんどいって思っても、それでもAが僕のことを心配してくれて硝子に聞いてきたって話聞いた時にね、僕はすごい嬉しかったんだ｣

A｢五条先生....｣

五条｢Aもね、疲れたら誰かに頼って良いんだよ、例えばこの最強の僕とかね！！
だから、弱音も吐いてたって沢山相談もウェルカムだし辛くなったら泣いてもいいんだ｣

その時の五条の発言は
Aの気を引くためではなく
心からの言葉だった

周りと比べたら随分と大人のように心に余裕があったA
だが、それも周りの認識で出来たものであり
A自身もまだ高校生なのだ

A｢ありがとうございます....悟先生｣