私の居場所はあるの?〜fifth〜

猫耳パニック ページ16

その後…

　ディア姉とキングは治る方法を探してくる!!
　と森の中へ

　バンはふら〜っと森の中へ行ってしまい

　私はリズ姉の膝の上に座り、
　必死に男２人からの視線に耐えていた

ｺﾞｳ「ふむふむ…」

ﾒﾘ「ふむふむ…」

　ドカンッ

　ホークちゃんが体当たりをした音である

ﾒﾘ「いいだろーちょっとくらい」

ﾎｰ「だめに決まってんだろ！」

　…今日で10回目くらいである
　
　結局、ディア姉とキングが持ってきてくれた
　毒消し茸では元には戻らず
　バンも戻ってきたけれど
　なにも収穫はなかった

＿＿＿


ﾊﾞﾝ「な〜だんちょ〜♪
　今日俺頑張ったからさ〜♪も〜一杯♪」

ﾒﾘ「はいはいバンさんや、
　水をもう一杯あげよう」

ﾊﾞﾝ「ゴクゴク…ぷはー!!うめぇ!!」

ﾎｰ「こいつ…もうダメだな…」

　今日も変わらず宴会をするみんな
　みんな優しくて
　耳のことをほっておいてくれて安心する
　バンがどこからかとってきた
　キュウイジュースを飲みながら
　ちらりとマスターを見た

　マスターは何故か
　笑顔だけど笑顔に見えない顔で
　ゴウセルと話し始める…






メリオダスside

ﾒﾘ「なあ、ゴウセル」

　俺は絡んできそうなバンが
　ホークに運ばれていくのを見届けてから
　ゴウセルに話しかけた

ｺﾞｳ「なんだ？団長」

　ずっと離さなかった目線を
　こちらに向けるゴウセル

ﾒﾘ「あれをやったのはお前だな？」

ｺﾞｳ「そうだが…どうかしたか?団長」

ﾒﾘ「元に戻せ」

　自分でも低くなったことがわかる声

ｺﾞｳ「訳が分からない
　俺はただ分からないことを
　分かろうとしただけだ
　あの薬は1日で治る」

　とりあえず、ほっと一息着いた

　…途端

ｴﾘ ﾃﾞｨｱ「「きゃあああああ!?」」

　キャメリアと一緒にいた２人が悲鳴を上げた

ﾒﾘ「リア!?」

　俺は脇目も振らずに走り出した

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