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43話 ページ48

Aside

次の日の朝__

私と里見はさっそくお嬢様達を探しに、他クラスを

見回っていた。

さ「あれとか?」

『違う…もっと髪長かった。』

正直、里見との同室の辞退を嫌がる自分がいた。

まぁこの学校の距離なら、家から電車でも、何とか

通えるんだけど…。

何だか、里見が別の女の子といる所を、頭に思い浮か

べると…。

さ「A!あれは?黒髪に青いリボン!」

『………!あれだよ!あの人だよ!里見!』

さ「ちょっと待ってろよ…」

里見はそう言うと、お嬢様の所に歩み寄っていった。

さ「如月 茉莉さん少しお時間頂けますか?」

ま「わっ…私ですか!?」

茉莉お嬢様は、頬を少し赤らめた。

それに少し、ムッとする私がいた。

さ「この辺でいいかな…っと」

ま「あの…里見様!私にお話って?交際なら私…

相手の方が今ならおりませ」

さ「そういうことではありません」

里見は、キッパリと茉莉お嬢様の言葉を、遮った。

ま「…吉岡さん…アナタ…!」

話の内容が掴めたのか、茉莉お嬢様は、少し離れた場

所にいた私を、キッと睨んだ。

さ「人を責めるのはやめて下さい。悪いのは貴方…

如月さんでは?」

里見も茉莉を睨んだ。

今までに見たことない…冷たい表情だった。

ま「だって…!黄金クラスにプリンセス!両方共に

吉岡さんだなんて…ずるいじゃありませんか!」

茉莉お嬢様は赤い目をして、私を指した。

さ「それなら!」

里見は急に、茉莉お嬢様の手首を掴んだ。

さ「対決してみては、どうです?Aさんが

負けたらプリンセスを辞退する…ということで」

はぁ!?

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設定タグ:すとぷり , さとみ , 学園   
作品ジャンル:恋愛
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なろる - わーお…ゆいさんNICENICE!!やっぱね?主なんだよなァ??…楽しみにしてます…コロナにお気を付けて頑張ってください。 (2020年3月13日 18時) (レス) id: 65fedff2ea (このIDを非表示/違反報告)
イン - 予想の斜め上という( ゚д゚ )すこっ (2020年3月12日 22時) (レス) id: ddf20db866 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - リト@歌い手色の占ツク民達さん» えぇやったあ!!!!!!!!(!!?!!?!!?!!?!!?!!?!!?!!?!!?!!?!) (2020年3月12日 18時) (レス) id: a2fa91df99 (このIDを非表示/違反報告)
リト@歌い手色の占ツク民達(プロフ) - よし!なら、代わりに夢主ちゃんがさとみくんとキスしようそうしよう。 (2020年3月12日 1時) (レス) id: 411bfd759c (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - ゾクゾク… (2020年3月9日 20時) (レス) id: a2fa91df99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れい | 作成日時:2020年2月1日 16時

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