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27話 ページ32

Aside

り「Aちゃんごめんね」

マイクを持った莉犬くんがやってきた。

『だ…大丈夫だよ!頑張ろうね!莉犬くん!』

り「…うん!」

あぁ…言っちゃったぁ…。

莉犬くんはパァァッと明るくなり、執事さんの方へ行

ってしまった。

『あぁ…やるしかない…か』

さ「1回通してみようぜ」

てか…皆、楽器できるんだねぇ…。

里見の合図により、皆が定位置に着いた。

『莉犬くん私本当に音痴だから…ごめんね…』

り「気にしないで。瑠宇くんのベースに掛かれば、ど

んな音痴でも綺麗な歌声に聞こえるよ」

里見と同じこと言ってるし。

本当に中学の時、音楽2しか取ったことないから。

な「行くぞ!3.2.1.」

紫音くんの合図で演奏が始まった。

私達は、それに合わせて歌い始める。

さ「ん。まぁ…いいんじゃね」

里見がギターを床に下ろし、私達を見回した。

『里見、紫音くん演奏上手だね』

な「うん。俺ら中学の時一応軽くバンドしてたしね」

紫音くんが笑った。

さ「…あと少しだ」

里見の言う通り、扉の向こうには大勢の女の子で賑わ

っていた。

さ「よし!準備しろよ」

曲が始まる…

モブ「キャーッッ」

観客からは、ものすごい歓声が上がった。

私の頬は赤く染まっていた。

歌いきった!今まで歌った中で1番美味かったかも!

里見を見ると、スポットライトに当たり、輝いていた

そして…私の方を見ていた。

さ「ばーか」

小さな声で里見がそう言ったのが…私の耳に大きく

聞こえた。

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設定タグ:すとぷり , さとみ , 学園   
作品ジャンル:恋愛
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なろる - わーお…ゆいさんNICENICE!!やっぱね?主なんだよなァ??…楽しみにしてます…コロナにお気を付けて頑張ってください。 (2020年3月13日 18時) (レス) id: 65fedff2ea (このIDを非表示/違反報告)
イン - 予想の斜め上という( ゚д゚ )すこっ (2020年3月12日 22時) (レス) id: ddf20db866 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - リト@歌い手色の占ツク民達さん» えぇやったあ!!!!!!!!(!!?!!?!!?!!?!!?!!?!!?!!?!!?!!?!) (2020年3月12日 18時) (レス) id: a2fa91df99 (このIDを非表示/違反報告)
リト@歌い手色の占ツク民達(プロフ) - よし!なら、代わりに夢主ちゃんがさとみくんとキスしようそうしよう。 (2020年3月12日 1時) (レス) id: 411bfd759c (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - ゾクゾク… (2020年3月9日 20時) (レス) id: a2fa91df99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れい | 作成日時:2020年2月1日 16時

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