23話 ページ27
Aside
『た…助かった…』
さ「相手するほどでもないじゃねぇか」
私はその場に、ぺたりと座り込んでしまった。
『里見〜怖かった〜…!』
さ「あはは。いいざまだぜ」
『バ、バカにするなぁ!本当に私…怖く…て…』
私は言い返したかったのに、言葉が出なくなってしま
った。
私、今…里見に抱きしめてられてる。
さ「…無事でよかったな」
『う…うん…』
ど…どうしたの!?
里見は急に静かになるし…。
『里…見…?』
なぜか、私の心臓はバクバクとたかなっていた。
だ…抱き締められてるから当たり前なんだけど!!
さ「さぁ!次のクラス見に行くか!」
『へっ!?う…うん!』
急に里見は立ち上がり、さっさと歩き出した。
私はまだドキドキしっぱなしだった。
なんだったんだろう…。
『あ!真歩のクラスだ!』
真歩のクラス«メイド喫茶»は、大勢のお客で賑わって
いた。
ちなみに、メイド喫茶の案を出したのは、真歩らしい
テレビで見て、コスプレをやってみたくなったそうな
真歩ってわからん…。
ま「あ!Aさん!里見さん!」
真歩がパタパタと、教室から出てきた。
廊下に敷かれた赤い絨毯と、真歩の可愛いメイド姿が
マッチしている。
ま「どうぞ寄ってってください!お友達サービスとし
て、なるべく早くお通しします♪」
さ「じゃ…じゃあ寄ってくか、A」
里見が戸惑ったように私に聞いてきた。
『うん!!』
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なろる - わーお…ゆいさんNICENICE!!やっぱね?主なんだよなァ??…楽しみにしてます…コロナにお気を付けて頑張ってください。 (2020年3月13日 18時) (レス) id: 65fedff2ea (このIDを非表示/違反報告)
イン - 予想の斜め上という( ゚д゚ )すこっ (2020年3月12日 22時) (レス) id: ddf20db866 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - リト@歌い手色の占ツク民達さん» えぇやったあ!!!!!!!!(!!?!!?!!?!!?!!?!!?!!?!!?!!?!!?!) (2020年3月12日 18時) (レス) id: a2fa91df99 (このIDを非表示/違反報告)
リト@歌い手色の占ツク民達(プロフ) - よし!なら、代わりに夢主ちゃんがさとみくんとキスしようそうしよう。 (2020年3月12日 1時) (レス) id: 411bfd759c (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - ゾクゾク… (2020年3月9日 20時) (レス) id: a2fa91df99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れい | 作成日時:2020年2月1日 16時