秘密の花園 (ページ8)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:17,450 hit

お正月(yt×ym) ページ8

「『あけましておめでと～うございます！』」

「『本年もよろしくお願いいたします』」

紅白、ジャニーズカウントダウンコンサートを終え無事に家に着き、二人してでた第一声がこれだ。

『ふふっ笑
かぶったね笑』

「だね！ラブラブな証拠だね笑」

そういいながらすぐに俺を抱き寄せ軽くキスしてくるのは、俺を大好きな旦那様ことゆーとくんです。

「新年一発目のちゅーしちゃった笑」

『そうだね…///(最近コンサートとかでもイチャイチャしようとするから困る)』

ゆーとくんが最近までドラマのお仕事で忙しくて、なかなか二人の時間とれなかったからか、終わった後からすごい甘えてくるこの頃。

別に嫌じゃないんだよ？
逆にすごい嬉しいんだけど所構わずやりだすから、こっちがはずかしい…。

「やまからの新年のちゅーは、くれないの？」

キラキラした目で見つめられればやらないわけにいかない。
なんだかんだ俺もゆーとくんに甘いのだ。

ちゅっ

『はぃ…これでいいでしょ…///』

ゆーとくんみたいに唇じゃなくてほっぺに軽くね？

「…え～頬っぺじゃなくて唇がいい～」

『わがままは、ききませーん！
さっ、お雑煮食べてまた夕方からのコンサートに控えないと♪』

ブーブーいってるゆーとくんから離れ、準備を始める。
ちょっとかわいそうだったかな？っても思うけどまぁ、あれが限界。

「いいもん。
そんなんなら今日は、姫始めだから夜めちゃくちゃにやまを抱き潰すから♪
さぁ～てと録画見よう～」

…ちょっと待て。
今すごく不穏な言葉が聞こえた気がしたんだけど…。
これはまずい…。

『今日は、ちねんちにいこ(ボソッ)』

「だ～めだよ、やま？
そんなおイタをする子には、今から調教しなきゃいけないかな？？」

いつの間にか背後にきていたゆーとくんに抱き締められ耳元で呟かれ拘束された。

これは、まずい…明日は、間違いなく１日動けなくなることが確定した。

『あ、あはは…じょ冗談だよ～笑』

少しでも誤魔化しておかないと夜の俺がやばい！！

「ん？そう？
それなら良かった～♪
じゃあ今は、辞めとくね♪
あ～夜が楽しみだな～」

まさにルンルンというような音が聞こえそうなぐらいの足取りでキッチンを去っていった。

もちろんその日の夜は、ゆーとくんの気がすむまで美味しくいただかれましたとさ。

おわり