秘密の花園 (ページ3)

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高校生(yt×ym)1 ページ3

はぁ～…。

僕のとっても大好きなゆーとくんは、学校一のモテ男だ。

「ねぇねぇゆーとくん、一緒に今度どっか出掛けようよ～」

「え～ずるい！！
私も！」

ゆーとくんの周りはいっつも、ぎゃーぎゃー騒がしい女の子ばっかり。

僕は到底近づけないし、近づこうと思わない。

だってさ、登下校一緒にしてるだけで睨まれるんだよ？

ほんと女の子って怖い…。

「ごめんね、やまとご飯食べるから道あけてくれる？」

「え～！！
なんでやまだくんなの？？
たまには、私達と一緒に食べようよ！」

僕を睨み付けてから、ゆーとくんにしがみつく女の子。

怖い怖い。

「やまだくん、いいよね？」

ゆーとくんが困っていると女の子がこちらを睨み付けながら、そりゃーもう親の敵を見るような目で脅してきた。

「べ、別に僕は…」

「ほらっ、やまだくん一人で大丈夫だって！
じゃぁ、向こうで食べよう？」

「や、やま……」

そういうなり、女の子の軍団とゆーとくんは、去っていった。

ふふっ笑
ゆーとくん捨てられた子犬みたいな目してた笑

「あぁ～今日も女子はすごいね～
りょーすけお弁当食べよ？」

僕に声をかけてくれたのは、幼なじみのちねん。

ちねんとゆーとくんと３人でご飯食べることがおおい。

「相変わらずすごいよね…笑
今日はね、ちねんの好きな豚料理入ってるよ～」

「ほんと～？
さすがりょーすけ！！！
ボクがゆーてぃーの分も食べてあげるから安心して♪」

僕たちの毎日のお昼ご飯は、僕が作っている。

勉強は、嫌いでも料理は得意なんだ♪

ちねんといつもの秘密の場所で、
ご飯を食べてると後ろから手が伸びてきた。

「あっ、ゆーてぃー！！！
それボクが最後に食べようと思ってた玉子焼き！！」

「ごめんごめん！
今日やまのお弁当独り占めしたんだから、許して？」

「ゆーとくんどうしたの？」

女の子たちとご飯食べてるはずのゆーとくんが後ろを振り向くといた。

「やまひどいよ～。
やまとご飯食べたかったのにおいてくなんて～…」

「ごめんごめん笑
女の子達の圧力すごいから…笑」

「もぉ～…チューしてくれなきゃ許さない！！」

僕もゆーとくん大好きだけど、ゆーとくんとは僕のこともっと大好きだと思う。
っていうのがわかるから女の子達に嫉妬しなくてすむ。

「もぉ～しょーがないな～」

「はい、ストップ！！
イチャつくのは家帰ってからにしなさい！！
もお、すぐイチャつくんだから！！」