『キミ以外愛せない4』 ページ4
『あ〜………えっと……そうでしたっけ？笑』
そういい、また外を見てしまった。
なに…？
俺とはなしたくないってこと？
だんだんと腑に落ちないやまだに、
イライラが溜まってきた。
「…なんだよ、その態度。
こないだは、突然断るし。
そんなに、一緒にいたくないなら、いっそ別れる？笑」
思わず、投げやりな態度で思ってもないことを言ってしまった。
「あっ…
いや、最後のは…『ふふっ笑あ〜やっぱり…笑 』
ガタッ
『じゃあ、別れよっか！
じゃあばいばーい。』
「えっ、ちょっと待てよ！！」
席を立ち、帰ろうとするやまだの手を掴む。
『ん？どうかしました？』
こちらを振り向き、不思議そうに問うやまだ。
「いや………おまえはそれでいいのかよ…？」
おれから言った言葉だけど、
あまりに素直に受け入れるからびっくりした。
『えっ？
いいから言ったのですが…？』
…ッツ…
なんだよそれ…。
俺だけがおまえと別れたくないってそう思ってるだけって言いたいのかよ…。
「そうか……わかった。
すまなかったな。」
掴んでいたやまだの手を離す。
『いいえ。
それでは失礼します。』
やまだは静かに去っていった。
しばらく、現実を受け入れられなくてその場を動けずにいた。
ガラッ
ハッ！
やまだが戻って来たのかと思い、
ドアのほうをみると、いのーちゃんとひかるくんがいた。
しかし、ひかるくんはいのーちゃんの頭を優しくﾎﾟﾝｯてすると去っていった。
しばしの沈黙のあと、
ついにいのーちゃんが喋りだした。
「……。
だいちゃん…ごめん…。」
「なに……、急に……どうしたの？笑」
急にいのーちゃんが謝りだす理由がわからないし、今はやまだのことで頭いっぱいだから、
急ぎじゃないなら、後日にしてほしい。
「実は……
俺やまだが好きだったんだ…。」
「えっ……？？？ 」
「でもね、だった。なの…過去形なの…。」
じゃあ、今はやまだを好きじゃないってことでしょ？
「誰かを好きになるのに、誰にも止める権利は、ないし、過去のことならなおさら謝る必要なくない？」
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アイリ(プロフ) - ねねちゃんコメントありがとうございます！コメントもらえると思ってなかったのでとてもうれしいです♪ふふっ、ねねちゃんコメント記念にちねやま今日あげようと思います笑コメントありがとうございました！！ (2017年11月23日 11時) (
レス) id: 00c27ddb8b (このIDを非表示/違反報告)
アイリ(プロフ) - まひわちゃんありがとうございます！大正解です笑まひわちゃんの褒め言葉は、とっても自信になります♪ありがとうございます☆ (2017年11月23日 11時) (レス) id: 00c27ddb8b (このIDを非表示/違反報告)
ネネ(プロフ) - あいりさんの書く作品すごく好きです！とても素敵です…ちねやまも楽しみにしていますね。頑張ってください！待っています (2017年11月22日 20時) (レス) id: 246bfc4949 (このIDを非表示/違反報告)
まひわ(プロフ) - もしかしてリクエストしたのは私ですかね？(笑)あいりちゃんの書くありやま、とても可愛かったですよー！向いてないなんて言わないでください……ありやまの魅力が活きていたと思います！ (2017年11月20日 17時) (レス) id: a3e2f92658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイリ | 作成日時：2017年11月14日 12時
