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第82話 ページ10

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木葉「チャンスボール!」






梟谷の攻撃のチャンス。

いや、速攻のチャンス!


どんなブロックでも、絶対に穴はある。





速攻だったら、いける‼







「よこせぇぇぇ!」




声を張り上げ、飛び上がる。





スパイクの瞬間、目の前にボールは……









ボールは無かった。


腕が届く範囲じゃ無い。




((ボン





腕がボールに当たることなく落ちる。







こんな時まで失敗かよっ



天童「あれあれ〜?セッターくんと速攻が合わないみたいなダネ〜

そんなのでダイジョーブなのかなぁ?」




「〜っ!クソっ!」









木葉「はーい。焦らない焦らない」





ズビシッと、秋紀に脇腹をチョップされる。



「ってぇ〜!」


脇腹を抑えて、ギロッと秋紀を睨む。






木葉「はぁ…お前の速攻は特殊なのに、そう簡単にできる訳ねーだろ、馬鹿。

挑発に乗ってカッカしてんじゃねーよ」



「!」



それだけ言うと、秋紀は俺から離れた。









赤葦「…信也。お前の中学時代の因縁とかは、今は関係ない。

今は、俺たちの相手だ」






「……そうだな。悪りぃ」




気合いを入れ直す為に、自分の頰を叩く。




「っしゃ!もっかい!」









.









.









.







((ピー
審判「試合終了!」






コートに試合終了の笛が鳴り響く。






「はぁ…はぁっ」


あれから、速攻は完成しなかったものの、全員で協力しながら点を入れ続けた。







そして、試合の結果は……









梟谷 2セット

白鳥沢 1セット









勝った…!


白鳥沢に……






牛島さんに……勝ったっ‼








「っしゃぁ‼」


俺は力強くガッツポーズをして、チーム全員で喜びあった。



.

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紅葉さくら餅(プロフ) - 毬藻さん» コメントありがとうございます!読んでいただけて光栄です!テナーやってます!バリトンは低温のリーダー的存在で凄くカッコいいですよね!憧れます!! (2018年8月18日 1時) (レス) id: f514d2577d (このIDを非表示/違反報告)
毬藻 - 一年後になっていますが、とっても面白いです!これから読み続けたいと思います、後テナーサックスをやってるのですか?自分はバリトンサックスをやっています! (2018年8月18日 0時) (レス) id: c3be32fbeb (このIDを非表示/違反報告)
紅葉さくら餅(プロフ) - 白猫凜檎さん» ホンッッットイメ画を描いていただきありがとうございます!さ、作者画力が乏しいので…w (2017年4月24日 19時) (レス) id: f514d2577d (このIDを非表示/違反報告)
白猫凜檎(プロフ) - 初コメ失礼します!この作品、正直言って面白いです!!なのでノリで金城くん描いてしまいました……笑。色は付いてませんが良ければどうぞ!http://uranai.nosv.org/uploader/common/d/8/7/d87ff76255750cf0a297aaf0b49d72f9.jpeg (2017年4月24日 4時) (レス) id: a37a2d1e58 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅葉さくら餅 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/f514d2577d1/  
作成日時:2017年4月20日 22時

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