梟谷の “さいきょう” MB【ハイキュー】【男主】

第24話 ページ28

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木兎「テストの答案返ってきた！」


インハイ東京予選2日目も突破し、次で出場校が決まる。



….その前に、先週あったテストの答案が返ってきたようだ。


木兎さんは、まだ点数を何も見ていないらしく、今見るのが初らしい。


部活が始まる少し前、全員が集まり木兎さんの答案を、緊張した面持ちで覗き込む。






雀田「え！すごいすごい！」」

白福「お、やったじゃーん木兎」









赤葦「まぁ、全部赤点ギリギリラインですけど」


木兎「あかーしそれ言わないで！」


「すげぇ奇跡だ。全部(ギリギリだけど)大丈夫だ」


木兎「だろ！！俺すげぇ！！！」



…褒めたわけじゃねーけど。

ま、いっか←なげやり




監督「そこーなに集まってんだ〜練習始めるぞー！」

「「ウィーっす」」




監督の号令で、みんながそれぞれ持ち場に集まる。


さぁーて決勝戦の井闥山に勝つためにやってやろーじゃん



__________

_____




〜ミーティング〜


赤葦「それで、今週の日曜日は決勝戦なわけですが、再来週の土日に、合宿を行います」


あーもうそんな時期か〜

合宿ねー


また梟谷グループだろー

なんかもう一校増やそーぜー

なんか飽きた←←




赤葦「合宿場所は、ここ、梟谷。

参加校は、梟谷、音駒、森然、生川。それと、今回初参加の宮城県の烏野高校です」




…ん？

カラスノ…烏野？


え、まっ、ん？



木兎「あかーしー宮城ってどーこー」

いやそれこそ待て、あんたそこからか←


木兎さんの馬鹿さに呆れて、京治がため息をつく。



赤葦「ウシワカがいるところですよ。ゴールデンウィークに青城で合宿しましたよね？」


木兎「おお！あそこか！思い出した！！」


ま、馬鹿はほっといて←


烏野…確か、あいつ白鳥沢落ちて、烏野行ったんだっけ…


後で電話してみっかなー







赤葦「あ、それと。木兎さん」






ミーティング終わり〜とだらけていた空気を戻すように、京治が言った。

が、ピリッとした空気がまた一瞬で緩んだ。





赤葦「…全日本ユース入り、おめでとうございます」



木兎「え？？！」



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