恋敵はまさかのアイツ。【Nakajin side】 ページ6
休み時間になり、いつもの通り彩織ちゃんが席に来た。
「深瀬来てたよね？？深瀬のとこ行ってみよ!!」
「そうだね!」
俺は急いで次の授業の準備をし、彩織ちゃんと深瀬の席に向かった。
深瀬の隣は…あの眠り姫。
深瀬は頬を赤くさせ、眠り姫の方も優しく微笑んで会話していた。
なるほどね。
深瀬、お前も好きになっちゃったのか。
俺は少し後悔した。
そういえば、いつもお昼は彩織ちゃんがあの子のところでお弁当食べていたな。
俺は知ってたようであの子のことを知らなかった。
こう言っては駄目だけど、深瀬が休んでる間に仲良くなっていれば良かった。
先を越された気がしてイライラした。
彩織ちゃんが会話に入り込んでいたから、俺も話すきっかけが出来た。
行動的だなって思った。
あんなに恥ずかしい言葉がスラスラと、
よく出てきたなって思った。
深瀬だけ名前呼びしてるのも嫌だったから、
名前で呼ぶように言ったし、
今日初めて喋ったのに、
Aちゃんって呼んだ。
悔しそうに目を伏せる深瀬を横目に、
俺は距離を縮めていった。
いくら幼馴染みでも、
俺は譲れないな。深瀬。
早くしないと俺が貰うよ。
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╋雨降りジョーカー╋(プロフ) - 深瀬くんがいいです！！！ (2018年11月22日 19時) (
レス) id: 380c7fa183 (このIDを非表示/違反報告)
セカオワールド - 深瀬がいいです！ (2017年10月19日 18時) (レス) id: 7cb6451a33 (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - 深瀬がいいです (2017年6月18日 22時) (レス) id: 18b4420f71 (このIDを非表示/違反報告)
月雲 - 深瀬！ (2017年4月9日 9時) (レス) id: fb42e5ce7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雑草? | 作成日時：2016年8月23日 20時
