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Story 118 ページ8

JM「緊張してるの?」

『…』

TH「Aも緊張しちゃいまちゅよね〜」

JM「テヒョナ嫌われるよ」



すでに嫌いです。

お肌もちお神様の声にうんうんと頷きはするけれど正直に言って当たってる



JH「やーA、楽しめばいいからね〜」


背中をポンポンと叩いて、メイクヌナのもとへ向かうホソクさん

そうは言うけれど

僕にとっては初めての人との共同作業。


一緒にダンスなんて…練習すら1人でしてきた僕なのに

死にそう

吐きそう

むりだ


うるさく騒ぐ変人さんから離れて、パイプ椅子に腰をかけた。


よりによって何でバンタン先輩と同じ控え室なんだ

この空間嫌いだ

むりだ



膝を抱えて背中を丸めれば、ポンポンと優しく肩を撫でられる

隣に目をやればシュガさんがいて隣の椅子に腰掛けた。



SG「…お手」

『?』



なんでお手?

そう思うけどシュガさんに飼われるなら本望だと豪語したわけだから、逆らう気なんてサラサラない

まぁ、チキンを勝手に食べたことには今も怒ってはいる。

けど、緊張してそれどころじゃない



僕なんかが出てホソクさんに迷惑がかかることしかない

わざわざ僕なんかとのコラボで練習に時間を割いちゃったし、忙しいはずなのに僕にまで指導してくれたし。

挙句の果てには「頼ってくれ」なんて言わせてしまった。


どうしよう。

絶対にペンの人は「Aがホソクに迷惑かけてる」「ホソクのダンスに釣り合わない」「下手すぎ、天と地、月とすっぽん」「レベル上げてから頑張れ」なんて言われる未来しか想像つかない。


SG「おい、」

『』


そんなことになったら?

ホソクさんに迷惑かかる。

バンタン先輩にまで迷惑がかかる。

事務所にも迷惑かかる。

社長に呼ばれて借金地獄決定な道を歩むのだろうか。



SG「おい」

『はぁ…』



最悪

そんな人生は嫌だ


お金で困るぐらいなら今のこのままでいたい



頭いっぱいグルグルと浮かんでは消えてを繰り返していると、耳を唐突に掴まれた。


いたい

誰だくそ




SG「無視すんな」

『…すいません』


どうやら僕に声をかけていたらしいシュガさん。

無視すんなって聞こえなかったんだからしょうがないでしょ

そんなことは言えないから謝っておいた。



SG「…飲め」

『え』

SG「好きなんだろ」



差し出された白の紙コップに入った甘い匂いのそれは「ココア」じゃなくて甘いミルクコーヒー


『えっと』

SG「いつも飲んでるだろ」




『…あ、はい』

番外編 「新年だからなに」→←Story 117



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弟丸。(プロフ) - 更新再開とても嬉しいですまた最初から一気読みしてきましたかなたさんのペースで更新していただけると幸いです主人公くんと他グルメンバーとの絡みが大好きです (2020年11月28日 22時) (レス) id: 6fd7fc297b (このIDを非表示/違反報告)
あす - とても素敵な作品です。MJさんとまた絡むかな?なんて期待もしながら読んでました。夢主さんが考えてることは、とても深くて興味深いです。自分に置き換えて読むと言うより、夢主さんをアイドルとして見ていて、気がついたら普通に推してます。ゆっくり長々すみません。 (2019年6月10日 23時) (レス) id: d45d13a6de (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - この作品が大大大好きです!!更新楽しみにしています(*^^*) (2019年5月12日 12時) (レス) id: 55af053cbd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かなた | 作成日時:2018年12月27日 23時

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