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Story 153 JINside ページ48

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久しぶりに熱がでた。

それは唐突で、事務所でミーティングをしていた時には何ともなかったのだけれど終わりを迎える頃には寒気がしていた。



「...起きてください」



確かにそう聞こえて目を開けようとするのだけれど、廊下の椅子に倒れ込んでしまった僕は照明が眩しくてどうしても開けられない。

いつここで、倒れ込んだっけ。

歩いてて、クラってしてそのまま近くに椅子があったから座り込んで、それで...

あまり覚えていないや


周りで何やら声が聞こえるけど、その声は徐々に遠のいていってしまう

何だろう

どこか落ち着くこの感覚は、僕はこの人を知っている気がする。



..............................



目が覚めたのは、寝込んでしまってから1日が経過していて、ただの風邪で済んでいた。

宿舎の天井に誰かがここまで連れてきてくれたことは明白でリビングにいたテヒョンに声をかけた。



JN「おい、テヒョンきのぅ...ん?」

TH「あ、ヒョン‼シーー今かわいい所なんだから」



ヤーこの子は

風邪で寝込んだ僕じゃなくて他の子を心配して

ヤーヤー


TH「もう起きてきて大丈夫なんですか?」

JN「うん、すっかり元気だよ」


それより、なんでここにAがいるんだろう

テヒョンの膝に頭を乗せて寒いみたいでピッタリとくっついている。


僕たちの宿舎にお客さんが来るなんて初めてのことだ。

宿舎に出入りできるのはそう簡単なことじゃない。

仲のいい友達でさへ連れてくるのにはたくさんの人の許可がいるのだからあたり前だけど。


テヒョンの横に腰掛けて、自分が羽織ってきたブランケットをAにかけてやる。


TH「Aが倒れてるヒョン見つけて連れてきてくれたんですよ」

JN「へ?Aが?」


こんなに弱そうな体なのに倍はある僕を担いできてくれたの?

そんなことがありえるのだろうか

いや、ありえない



一人で考えていたら、ユンギが起きていたようでコーヒーを啜りながらなんだまだいたのか、とAを見ながらそんなことを言っている

この子はいつからここに?

どうやって連れてきたの?


SG「ヒョン、風邪ひかないでください」


そう言いながらレモナを入れてくれるんだから、うちの次男はツンデレだ




JN「ヤー、テヒョナ。どうやって運んできたの?」

TH「ん?ジンヒョンを?えっと....」

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弟丸。(プロフ) - 更新再開とても嬉しいですまた最初から一気読みしてきましたかなたさんのペースで更新していただけると幸いです主人公くんと他グルメンバーとの絡みが大好きです (2020年11月28日 22時) (レス) id: 6fd7fc297b (このIDを非表示/違反報告)
あす - とても素敵な作品です。MJさんとまた絡むかな?なんて期待もしながら読んでました。夢主さんが考えてることは、とても深くて興味深いです。自分に置き換えて読むと言うより、夢主さんをアイドルとして見ていて、気がついたら普通に推してます。ゆっくり長々すみません。 (2019年6月10日 23時) (レス) id: d45d13a6de (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - この作品が大大大好きです!!更新楽しみにしています(*^^*) (2019年5月12日 12時) (レス) id: 55af053cbd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かなた | 作成日時:2018年12月27日 23時

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