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Story 119 JUNGKOOKside ページ13






もや





もや



胸がモヤモヤする感じ。


目の前ではユンギヒョンから貰ったミルクコーヒーを啜っては少し苦い顔をするAがいる。

なんでミルクコーヒー。

なんで返さなかったの。

ココアが好きなんでしょ。

おかしいよ。



JN「ジョングガ?顔怖いぞ〜」

JK「…」



おかしいよ。

だってAが好きじゃないもの素直に受け取るなんておかしいじゃん!

それになんでユンギヒョン??!
俺のが歳近いし、会う機会多かった(はず)だし!!?
ずるいよ!別に好きでもないもの貰って何が嬉しいのさ!!



JN「ジョングガ…」



ガタッ



『!?』

SG「あ?なんだ」



JK「無理して飲む必要ないよ!!!」



目の前にガラス玉みたいな大きな瞳をキラキラと輝かせて口がぽかんと開いているAの顔が見える。

手に持っていたカップを取り上げるとビクリと肩を揺らした。



SG「…何やってんの」

JK「ヒョン、Aはココアが好きなんです!コーヒーなんか飲ませないでください!苦そうにしてるのわかんないんですか!?」

NM「ぷはははは!!グクなにどしたの」

JH「Aが好きだからしうょがないよね〜」



JK「…あ…っとこれは」



ヒョン達がボソボソと喋り始め事の重大さに気がついた。けど、少し遅かったのかもしれない。

俺を見上げる大きな瞳は、キラキラじゃなくてスンとして眉間に皺を寄せて睨んでるんだもん。


あ、終わった。



SG「…ココア好きなのか」

『…コクコク』

SG「あ〜、ならすまん」

『別に』



なんだよ!その会話は!
付き合いたてのカップルみたいな!少しだけ甘い空気作んないでよ!

ユンギヒョンに髪の毛をとくみたいに撫でられてるAは目をつぶって気持ちよさそう。

やだ、ずるい。

でも、Aに嫌われたことの方がすごくきつい。
仲良くなるのって案外難しいのかも。


JK「…ごめん」




ぺこりと頭を下げて自分の席に戻った。



JN「グギや、そういうこともあるさ。もっかい謝ってきな」



隣にいたらしいジニヒョンの声を聞いて控え室を出たAについて行く。

自販機の前で止まってあったかいココアを買って戻ってくる。目が合って逸らしそうになるけどAがじっと見つめて逃がしてはくれない。



JK「さっきはほんとにごめん!」




『別にいい。飲めるかもって試してただけだし』


なにそれ可愛い。


JK「ミルクコーヒーもダメなんだね」

『…お前うざいね』

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弟丸。(プロフ) - 更新再開とても嬉しいですまた最初から一気読みしてきましたかなたさんのペースで更新していただけると幸いです主人公くんと他グルメンバーとの絡みが大好きです (2020年11月28日 22時) (レス) id: 6fd7fc297b (このIDを非表示/違反報告)
あす - とても素敵な作品です。MJさんとまた絡むかな?なんて期待もしながら読んでました。夢主さんが考えてることは、とても深くて興味深いです。自分に置き換えて読むと言うより、夢主さんをアイドルとして見ていて、気がついたら普通に推してます。ゆっくり長々すみません。 (2019年6月10日 23時) (レス) id: d45d13a6de (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - この作品が大大大好きです!!更新楽しみにしています(*^^*) (2019年5月12日 12時) (レス) id: 55af053cbd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かなた | 作成日時:2018年12月27日 23時

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