Story 78 ページ18
『ありがとうございました』
「またいつでも着て頂戴ね」
ぺこりとお辞儀をして医務室を出た
ドンっ
よそ見をしていたわけではない
何か大きなものが僕にぶつかった
よって僕がぶつかったわけんじゃないから怒らないで
一歩後ろに下がろうとすると
大きいものは僕を潰そうと体に絡みついてきた
『...うざい』
JH「ヤー!!テヒョナ、怪我人に何するんだ」
TH「だって!ヒョン!死ぬかも知れなかったんですよ!?」
別に、死ぬほど刺されたわけじゃないのに
TH「あ〜、ウリAヤ〜!!!痛くない?」
貴方が僕を抱きしめてるのが痛い
その光景をガン見してくる...クク、クギ、グ...でかい奴の視線も痛い
MN「お前ら会議はどうしたんだよ」
RM「テヒョナとジョングギが心配してて、それどころじゃなかったんです」
JN「無事で何より、わかめスープ飲みなね」
『...うっ』
抱きしめる力どうなってんだ
わかめスープはどうでもいいんだよ
『放してください』
TH「ヤー!!!せっかくの再開なのに、冷たすぎる!!」
JM「テヒョナ、会議にいこう」
JN「そうだぞ、無事だったんだから。わかめスープ飲めば治るから」
わかめスープさんとジミン様がテヒョンさんを引き離してくれる
ヤンヤ言ってるテヒョンさんを引きずって去っていく軍団
嵐だった
『...はぁ』
MN「俺達も代表のところに行かないと」
コクコクと頭を振って、歩き出す
少し立派に見えるドアを開けると、安心したような顔をした代表が座っていて
無事で何より
その一言を言って、今日のことについて話し始めた。
僕が刺されたことには触れないらしい
『...わかりました』
それなりに話し合いが終わって
渡されたセリフを覚え始める
自分の言いたいことがあれば言ってもいいよ
責任は全部私がもつ。
なんて心強い言葉をもらったけど
もらった原稿には、まるで僕が書いたんじゃないかと思うほど
僕の意思も入っていた
マネヒョンと秘書さんが、一生懸命に考えてくれたらしい
僕が使いそうな言葉で
どれだけの真実を伝えられるかと
『ヒョン...ありが「よしてくれ」...うざいんだけど』
心から出てきたお礼はマネヒョンに遮られた
耳を少し赤くしている
恥ずかしがりやっだっけ
この数日でマネヒョンの事をよく知った気がする。
僕が女なら付き合ったな
いや、こんな変なの付き合ってくれないな
「会見が終わったら奢れよ」
『...しゃーなしだから』
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からすみ(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！！この作品が本当に好きで、何度も読み返しています。これからも楽しみにしています！応援しています！ (2018年12月15日 0時) (
レス) id: 224d9dadf0 (このIDを非表示/違反報告)
かなた(プロフ) - Haylee :Dさん» そう言って下さると励みになります!!亀さん更新になりますができるだけ書くつもりなので、楽しみにしておいて下さるとあり難いです!!! (2018年6月5日 21時) (レス) id: 98d994049d (このIDを非表示/違反報告)
Haylee :D(プロフ) - はじめまして。とても面白くて一気に読んでしまいました！これからも更新楽しみにしています。頑張ってください！次の展開が気になって気になって仕方がないです。 (2018年6月5日 9時) (レス) id: 0356daf5fa (このIDを非表示/違反報告)
かなた(プロフ) - 白さん» ありがとうございます！遅くなりました！ (2018年6月4日 23時) (レス) id: dd58b3a5d5 (このIDを非表示/違反報告)
かなた(プロフ) - ゆずさん» 遅くなり申し訳ございませんでした！！ (2018年6月4日 23時) (レス) id: dd58b3a5d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなた | 作成日時：2017年9月23日 12時
