アイドル失格

story24 JMside ページ25

テヒョナが連れてきたAくん

ちいちゃくて白くて

たまたま僕に抱かれているわけだけど


ものすごく、いい匂いがする


あ〜マンネの好きな香りだな、これ

１回嗅いだら離れなくなりそう




JN「何年産まれ？」

『97lineです』

JN「うちのマンネと同い歳だ！」

NJ「ジョングガとタイプが違いますね」

JN「人間は種類が豊富だから」

JM「食べ物みたいに言わないでくださいww」




ヒョン達の小さな質問に淡々と答えるA

それだけで僕らの話題に花が咲く


おもにジニヒョンがキラキラして喋ってるだけなんだけど

キラキラ具合いが半端じゃない


高級なステーキを目にした時以上の輝き加減



NJ「Aの曲すごくいいね」

『カムサハムニダ(有難うございます)』


ぺこりと深々と頭を下げるAは

すごくいい子だ



JM「Aは白いね〜」


パーカーが黒のせいもあるのか

首筋が白く見える


JN「シュガみたいだー」

『…』

JN「ひゃーかわい…何でこんなに頰っぺがモチモチなの？ん？」

NJ「人のほっぺで遊んではダメですよ」

JN「あーお腹減った」

JM「wwAを食べないでくださいよ」

JN「へへ」



ジニヒョンに頰っぺをモチモチと弄ばれても

真顔のA


楽しんでいるのは僕らだけみたい



TH「A！画面に写ってるよ！！」


先程まで静かだったはずのテヒョンが
這いつくばってやってきて

豪快にAに抱きついた


『うひゃ』


ビックリしたらしく

声を上げたAに一瞬みんなの時間が止まる


「うひゃ！」


次に声を出したのはジニヒョンでそれと共に
テヒョンに抱きついた

ナムヒョンはのそのそとやってきて

後ろでそれとなくピースしている


Aが僕に抱かれてるのに

テヒョンがAに抱きついた


と、いうことは

必然的に始まるのは



TH「やー！ジミナ！Aから離れて！」

JM「やー！僕のが先！！」

JN「あー何やってんだよ、A、おいで！愛の逃避行へ行こう！」

NJ「あーチンチャ(ほんとう)」



Aを奪い合うはめになる訳で

ナムヒョンは呆れたとこぼして

準備運動をしているホソギヒョンの元に行ってしまった


Aはまだ、声を出したのを恥ずかしがっているらしくて

耳を真っ赤にしていた。


ポーカーフェイスのAの素は

耳に出ると学びました！


そんなことより、テヒョンが離れてくれない…








この後セルカを撮ろうとしたけど

Aがどっか行った


悲しみ

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