アイドル失格

story 8 Vside ページ9

Ｖアプリを開いて、ARMYと交友会〜。

何を話そうと考えれば思いつくのは男の子の顔だけ。



TH「ようこそ！！キム・テヒョンのお悩み相談室へ」


さっきまでまばらだった視聴数が、いつものように徐々に増え始めて、お悩み相談室を開いた。


TH「皆さんのお悩みを聞くのもいいんですが、今日は僕の悩みを聞いてほしいなと思います！」



実は…


たまたま廊下で見かけた男の子が、めちゃくちゃ綺麗で！

めちゃくちゃ！そう！

何ですか…アニョハセヨ〜


…何の話でしたっけ

あーそう！


それでですね、その子を廊下で見つけて声をかけました。


近くで見るとすごく肌が綺麗で、あの〜トッポギのモチモチ感と言うか

とりあえず、ユンギヒョンぐらい白くて

柔らかそうな肌をしてました！


女の子かなって疑ったんですが、声を聞いたら男の子で


こう、口が

わかります？


こう、あーって開いちゃうんです。


あ！それ！開いた口が塞がらない

さすが僕のARMY〜

分かってましたけど



それで、仲良くなろうと思ったんですけど

なんと！

ジミニが！邪魔してきたんです！


仲良くなるチャンスだったのに…

はぁ


あれは、きっとヤキモチだと思います。


誰にって…僕に決まってるでしょ


僕がその子と仲良くするのが、きっと嫌だったんだと思います

嫉妬ですね


え、ジミンもその子と仲良くなりたかった？

いや〜それは無いよ


え、ないよね？


ジミンこれ見てるかな…

ジミン、見てたら今すぐお！し！え！ろ！

カトク開いて待ってます


で！

話はここからなんですけど


あー歌う前

自分たちの出番の少し前にステージ裏に行かなきゃなんですが、

そこにメンバーで行ったんです。


ステージ…を、モニターで確認するんですけど

そこに！


なんと！ななんと！

びっくり！



その男の子が映ってたんです！！


なんですけ…あれ

開いた口が塞がらない！


……ジミニからカトクは多分来ません

忘れてください


で！

その子の名前がですねA！


グループの名前だと思ったら、本当の名前で


あーこの話もしないといけなかったですね

すみません

でも長くなる気がするので辞めておきます



…？めんどくさいから…はぁ

違いますよ！


めんどくさいから説明しないのではなく

今、こう、話してるじゃないですか


それをまた一から話すのは…ちょっと

あれじゃないですか




すみません、めんどくさいからです

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