1話 ページ2
車の中ー
ある雨の日
車のラジオがついている
｢開票速報です。激戦となったチュンジン市の
市長選挙はシン･ミョンフィ氏が当選を果たしました｣
後ろの座席で子供が絵を描いている
子供「家族の物語を書いたんだよ」
母「家族の物語？」
子供「うん 家族旅行のお話なの」
シャッシャッシャッ
父「お母さんとお父さんとソ･ムンの3人で旅行か？」
子供「お祖父ちゃんたちと行く」
子供「お父さんたちは忙しいでしょ」
子供「だから2人はなし」
母親が運転している父親を見る
母「行けるわよね？」
父「もちろん」
子供「いつも約束を破る」
父「そう言わないでお父さんたちも仲間に入れて」
お父さんは前を向きながら子供に手を伸ばし
子供はそれを笑いながら見ていた
父「絶対に行くから 約束する」
お父さんは小指を出して約束するように言う
そして2人は小指を結び親指同士をつけた
子供「お母さんは？」
お母さんは子供に敬礼をしながら約束をする
母「はい 私も必ず参ります！」
母「だから入れてよ〜」
子供「オーケー なら入れてあげる」
父と母「いぇーい！」
最初の絵にはお祖母ちゃんとお祖父ちゃん
と子供の絵が書いてあったけどそこに2人も描き
始めていた
どこかの屋上ー
1人の男がフラフラとし呻きながら屋上の淵に行き
下をみた…
男「うわぁぁぁ、うぅ」
お腹を押さえている手から血が溢れ出す
男「はぁ、はぁ、」
車の中ー
車の中では男の子が歌うとお母さん達も歌い始めた
「理由もなく 時には 涙が出る程 悔しくなる」
屋上の男は携帯でどこかに電話する
“ソ･グォン”
車の中ー
「1位以外の普通の人達にとっては 拍手さえ他人事のように」
すると父親の携帯がなる
ブッー ブッー
父親が携帯を見て母親の方に向いた
「たった1つできる…」
ブッー ブッー
父「もしもし」
?「グォン、気をつけろ」
父「どうしたんですか？」
母親は父親の方を見た
?「生き残れ。必ず…」
父「どこです？カ刑事」
その電話をかけた男はドアの空いた方を見ると
フードを深く被った人達がぞろぞろとこちらに向かってきていた
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ゆ(プロフ) - のあさん» ありがとうございます！頑張って更新します！ (2021年2月6日 10時) (
レス) id: 7110df329c (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - めっっっっっちゃくちゃおもしろいです、、これからも更新待ってるのでぜひ頑張ってください！！楽しみに待ってます（ ; ; ） (2021年2月6日 6時) (レス) id: f0c38119f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆ | 作成日時：2021年2月3日 2時
