HIGH ＆ LOW ３

･ ページ42

次の日


『2人とも、今日は上で遊んでていいよ』



由美「お手伝いしなくてもいいの？」



唯斗「い、いいの？」



『うん、遊んでていよ』


唯斗「わ、わかった！」


由美「お絵かきしよ！」



唯斗「う、うん！」



タッタッタッタッタ__


2人が上に行ったと同時にドアが開く。そこには待っていた有剣がいた



有剣「お〜す」



『いらっしゃい、呼んで悪かったな』



有剣「いいよぉ〜」



『ほら、座れ』



有剣「はーい」


『何飲む？』


有剣「ジンジャエールでいいよ」


『了解…はい、ジンジャエール』


ｺﾄｯ､


有剣「で、話って？」



『あー…有剣好きだって言ってくれたよな』



有剣「うん」



『嬉しかった、でも、俺好きな人いるんだ、どうしよもなく好きなんだ』



有剣「うん、そうだろうな〜とは思ってたよ」


『そっか、遅くなってごめん…』


Aは頭を下げる


有剣「大丈夫、あいつだろ？西川泰志」



『え、なんで』




有剣「Aがさそいつ見る目だけは優しいんだよ、みんなにも優しいけど、別の感情も入ってんなって感じ、だからわかったよ」



『苦しい思いさせてたろ、ほんとにごめん』



有剣「平気〜、スッキリしたから笑まあ、友達としてよろしくね？」



『ありがとう、そしてよろしく！』


有剣「じゃ、俺お邪魔みたいだから帰るわ〜」



『え？』



チリンチリン__


そこには泰志が立っていた


『！！』


有剣「じゃ、またね〜」


有剣は泰志の横通った時にAには聞こえないように話しかけた


泰志「はっ、上等だわ」



有剣「んじゃね〜」


『ありがとな！』

･→←･

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す