HIGH ＆ LOW ３

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唯斗「…い、いない」

由美「いない、」

『今までどこに居たんだ？』

由美「お父のところ…」

『お父さんは？』

由美「…お父に追い出された」

『…そうか、自分のおばあちゃんとかは？』

由美「いない、2人ぼっち」

『偉いな2人とも』

唯斗「ｸﾞｽｯ…おかあさぁん…！ｸﾞｽｯ」

由美「…ｸﾞｽｯ」

『泣くな、こっちおいで』

Aは2人を抱きしめる

唯斗「うぅ…ｸﾞｽｯ」

由美「ぅぅ」

『よしよし、頑張ったな』

2人が落ち着いたのを見計らって話しかける

『行く所がないならここにいるか？』

由美「いいの…？」

唯斗「こ、ここにいたい」

『いいよ、』

由美「私、お店のお手伝いする！」

唯斗「ぼ、僕はお店を見張る…」

『ﾌｯ､ありがとな、それじゃまずはお風呂に入るか』

そして3人でお風呂に入り仲良く川の字で寝る


唯斗と由美が来てから２日後___

チリンチリン

『いらっしゃい』

由美「いらっしゃいませ！」

唯斗「い、いらっしゃいませ…」

轟「あ？」

辻「お？」

芝「なんか増えてる」

唯斗「ひっ！」

由美「…！」

『誰だった？あ？なんだ洋介達か久しぶりだな』

芝「姐さん！また食べに来ました！」

辻「相変わらずだな〜」

轟と唯斗、由美は未だに見つめあってる

『なんで3人とも見つめ合ってんの…？』

唯斗は耐えられなくなったのかAの足元に抱きつく

唯斗「うぅ…ｸﾞｽｯ」

『泣くな、怖くないよ』

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