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無名街。親に捨てられた者。身元を隠す者。
行き場を失った者。深い闇を抱えた人達が集まってできた治外法権の街━━この街では守護神がいる…
SWORDの「R」RUDEBOYS。
その地下では彼らの資金源となるある貴重な鉱物の発掘作業が行われていた。
目的はこの鉱物を売り捌き無名街を再建する事である
「不味いな。」
「…?」
「外の奴らがこの事に気づき始めた」
タケシ━━
「この事が世間に知れ渡ればー」
ピー━━
ピー「俺たちはここに居られなくなる」
ピーは白い鉱物を掴む
ピー「これは俺たちの生活の糧だ。家村がここに工場を作ったのも多分鉱物を採取する為だ。」
タケシ「人の島で勝手にやべえもん作りやがって。」
ピー「そのせいでシオンも…」
レッドラムの工場が山王によって壊された夜ー
スモーキー「お前が俺の体心配してやったのはわかってる。医者に見せるためにまとまった金を作ろうとしてくれたんだろ?」
スモーキー「ただお前は家村会の金に手をつけた。
ここにいたら間違いなく消される。お前にとって安全なのはここ無名街から出ていくことだ。」
シオン「スモーキー…」
タケシ「シオン…。元気にしてるかな」
「シオン。?」
ピー「あいつなら元気だよ。」
こないだ会ったことを思い出す
無名街の外にはシオンがいてお金を出てきた。
シオン「これ。」
ピー「…?」
封筒を見るとお金が入っていた
シオン「少しだけど、スモーキーの治療費。」
ピー「今どこにいる?」
シオン「心配すんな。」
ピー「これを全て発掘すればこんな生活から抜け出せる」
ピーは一緒に作業していた男の子に声をかける
ピー「いつか会いに行こうな。」
「うん!」
タケシ 頭を撫でる
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noppi(プロフ) - 続きも見たいです(*^▽^*) (2022年3月31日 21時) (レス) @page22 id: a056ba0898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆ | 作成日時:2021年9月18日 2時