HIGH ＆ LOW 1 (ページ19)

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村山「仲間の為にか。」

コブラ「…さあな…」

すると奥からAが来た

コブラ「…ほらお迎えだぞ」

村山「あっ？…あぁ、Aか」

『朝っぱらからどこいってんだよ。』

村山「ちょっとな。」

Aはコブラを見て答えた

『ふーん。』

コブラはAをじっくり見た。

コブラ「お前…女か」

『…そうだ、よくわかったな』

コブラ「遠くから見たら分からねえが近くで見ると案外女みたいな顔してんな」

『…｡』

コブラ「ふっ…」

コブラは歩こうとしたがまた村山に止められる

村山「あ！あと1個」

コブラは村山の方を見る

村山はそれに拳を出して

村山「またやろうぜ」

コブラは少し笑い次こそはほんとに帰って行った

『…村山。いい顔してる。』

村山「あぁ…」

すると村山の携帯がなる

ブッーブッーブッー

村山は見るとため息を吐き言う

村山「あ゛ぁー！なんだよ！」

電話は関ちゃんからのビデオ電話だった

村山は出ると轟が映る

村山「あ？関はどうした」

轟「お休み中悪いね。」

辻が後ろで何かを言っている

轟「お昼寝かな？」

轟は関達の方を映すとやられていた

村山はそれを見て怒っていた

轟「フッ、待ってるよ〜あ！あとそこに居んでしょあんたも来なよ？2人とも待ってるよ〜」

村山「…行くぞ」

すると少しして校門に着いた

生徒「村山さん！」

生徒「Aさん！」

皆は道開ける

するとみんなはそっちを見る

村山は轟の前に立った

轟「鳴いた鳴いた、ホトトギス。やる気になってくれたかな。」

村山「お前形だけの不良だとか言ってたな」

轟「えぇ、例えばあんたみたいな」

村山「はぁ〜、だからガキは嫌いなんだよ」

そして村山は外していたバンダナをポッケから出しそれを頭に付けた。

轟は村山を煽る

村山(あぁ、確かに同じだな。あの時の俺と…
俺はもうお前に負ける気がしねえ)

轟は眼鏡を外し村山と同じく走り出す

『(あぁ、やっと分かったのか｡良かったな)』

そして村山と轟の殴り合いが始まった…

轟は村山にも負けないぐらいには戦っていた。

そして村山は轟に吹き飛ばされる

ドンッ！

村山「(…俺はもう絶対に負けねえ｡同じ仲間と看板しょっていくら血を流しても馬鹿みてえに何度も、何度も這い上がった！)」

村山は何回も攻撃を受けるが脳内にコブラが出てきていた

村山「(わかってるよ、コブラ。)」

だが、村山は何発殴っても轟に突進する

村山「(俺が見たかった景色は1人で見るもんじゃねえ…)」