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重岡くんは、先に来た反対側のバスに乗り帰った
同じバスじゃなくてよかったと安心する
「お前、とものこと好きなんやろ。
俺はな、とものそばにずっとおったんや。
ともが病気になったときも、今やって、俺はともを支えてきたんや。
たかだか数週間の付き合いのお前には絶対渡さへん。」
誰もいないバスの中でさっきの言葉を思い出す
記憶力なんていつもはないのに、忘れることができない。
神ちゃんの事が好き。この気持ちは捨てられない。
けど、さっきの重岡くんの目を見たら捨てるべきなんやろなって思ってしまう。
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「神ちゃんきたで」
「お、のんちゃんもおるやん!」
「神ちゃん会いたかったで〜!」
神ちゃんは望のことを犬みたいに撫でてる
重岡くんの姿がないことに安心する
次会ったら俺はどんな顔をしていればええんやろうか
「神ちゃん、しげお、、しげはいつ来てるん?」
「しげはな、平日はあんまり来れないんよ
やから、基本的には土日に来てるで」
「そうなんや、」
「流星、しげと友達になれたんやな!
仲良くしたってなしげ俺以外に友達おらんくて不安やってん」
「おん、」
その重岡くんから嫌われてますなんて言える訳もなく曖昧に返事をする
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作者名:さなこ | 作成日時:2018年3月27日 23時