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H「Aちゃんは可愛いだけじゃなくて
面白いんだね。」
『可愛いだけが取得じゃ、面白くないでしょう?』
マ「こいつわおもしれえ(笑)
分かってるねー若いのに。」
私はマスターのその言葉に
ウインクで返事をした。
H「Aちゃん、お酒強いんだ。」
『はい。ガンガンいけます。
これは女として可愛げ無い?』
H「いや、下手にベタベタしてきたり
キス魔とかよりは全然いい。」
『よかった。HIROさんもわかる人だ。』
そんなふうに言葉を吐いて
笑顔の花を咲かせた。
好奇心。
私、好奇心旺盛な女のよ。
だからさ、
モンスターグループって呼ばれてる、
アーティストのトップにいる
EXILEのリーダーに
LDHの社長に
抱かれてみたかっただけ。
いつの間にか私とHIROさんの間に空席はなく、
私の隣で頬杖を付きながら
テキーラの入ったグラスをころころ回すHIROさんの
太股に手を置いて、
H「どうしたの?」
と、
こっちを向いたHIROさんの視線を
私は逃がさなかった。
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作者名:おもち。 | 作成日時:2017年5月20日 23時