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「そうだよ。彼氏に暴力振られてる。でも、それは郁弥くんには関係ない。」







きつく言うと、私は部屋を出ていこうとした。





こんだけ強く言えば諦めてくれる。









郁弥「関係なくない」








それでも、郁弥くんは私の手を離さない。









「…っ放っておいてよっ、」









郁弥「もっと僕を頼って」







「っ、…」









なんでなんでなんで。








「なんで、…」







ポロポロと涙が溢れ出した。







郁弥くんは、私の手を引っ張ると抱き締めた。









郁弥「Aがこれ以上傷つくの見てられない。…話聞くから…ね?」









ごめん、祐くん。




今日は帰るの遅くなりそう。

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作者名:やよい | 作成日時:2018年8月31日 17時

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