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帰り道に、ポツポツと雨が降り出した。
｢はぁ…最悪｣
雨の粒は次第に大きくなり、一気に大雨になった。
どっか、雨宿りできるところ…、、
｢…え？｣
急に体が濡れなくなった。
誰かが、私に傘をさしてくれてる…？
郁弥｢なにしてんの、風邪ひくよ｣
｢郁弥くん！｣
黒い傘の下に2人で入る。
こんなところ祐に見られたら、殺されちゃうな。
｢ありがとうね｣
郁弥｢僕の家、もうつくから。｣
｢え、でも…｣
郁弥｢お風呂かすから｣
あまりにも真剣な顔をするものだから、つい笑ってしまった。
郁弥｢何笑ってんの？｣
｢ごめん、つい｣
郁弥くんは、本当に昔から変わらないな。
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作者名：やよい | 作成日時：2018年8月31日 17時
