青い珊瑚礁 (ページ2)

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やっとのことで仕事を終わらせ

2人で街を歩いていると、

突然着信音が聞こえてきた。

どうやらスアのスマホにかかってきたようだ。

SA｢ちょっと電話出てもいい？｣

『もちろん！』

SA｢もしもし､△△？えっ今日？｣

相手はどうやらスアの彼氏さんらしい

SA｢ちょっと待ってね｡｣

SA｢A､△△がこれから会えることになったみたいなんだけど｣

『会えるの久しぶりじゃない？全然行ってきていいよ！』

SA｢ありがとう〜！｣

そう言って彼氏さんに｢会えるよ｣と嬉しそうに返事をしていた。

電話を切ったスアは

SA｢ごめんね｡今度飲みに行った時は奢るね！｣

『別にいいよ｡ほら､彼氏さん待ってるから早く行ってきなよ！』

SA｢ありがとう､またね！｣

と言いながら元の来た道へ戻って行った

『はぁ､どうしよっかな』

と言いつつも帰る気にはならず､

フラフラと歩いているといつの間にかいつも通らない

ような街の外れにある道にたどり着いていた。

歩き続けながら周りをキョロキョロと見渡してみると

ある建物の2階にバーがあるのが見えた。

『せっかくここまで来たんだし寄ってみようかな？』

と独り言を言いながら入ってみると

すごくオシャレな内装で今まで来たことの無いような

高級な雰囲気の漂うバーだった。