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A
「何言ってんだよ……」



お館様「君が鬼を倒しても、上弦や下弦が動きを見せるかもしれない

それに君なら、あの舞(・・・)も舞える

お願いなんだ、協力して欲しい」




ふと、過去の記憶が蘇った




『兄さん!!鬼殺隊に入れるの!?』



兄『あぁ、そうだよ

いつか、一緒に任務して、一緒に強くなって、一生に戦おう?

一緒に、鬼殺隊に入るんだ』




『うん!!』




……




『にい、さん……?
やだやだ、死んじゃやだ!!一緒に鬼殺隊に入るって約束したじゃん!!

兄さん!!お願い!!!死なないで!!』




兄『ごめ、ん…ね、

でも、母、さんを…1人に、…させられない


それ、に…もう、きさ、つたいにも、もう、もどれ、ないん、だ…』




『兄さん!!お願い……』




…鬼になった母さんを1人にはしていけないって兄さんも自分で、自分の首を…



鬼殺隊の隊員に裏切られて、自分を悪者にされて、自分のじゃない失敗を背負ったから。

もう鬼殺隊には戻れない、そう言い残した


あの日から、鬼は切っても兄さんのいない鬼殺隊になんて入るか。そう決めた




「……忘れたなんて言わせない

あの日、兄さんがなんで死んだか」




お館様「…忘れてないよ、それに君も、あの子のいなくなった鬼殺隊(ここ)にも入らないって」




耐えられなくて、こいつに刀を突き付けた




柱「……っ」




「ふざけんなっ…!

それが分かった上でなんで私を誘う!?
兄さんだって!ここに入ってなかったらあの裏切りだって無かったはずだ!!

お前が1番わかってんだろ!!!!」




実弥「お前……お館様から刀を離せェ……」




「無理な相談だ!!」




実弥「あァ、そうかィ……っ!!!」




実弥は私に切りかかってきた




「私とこいつの問題だ…!!お前は入ってくんな!!」




その刀を受け止める



実弥「お館様に刀を突き付けたその無礼

万事に値する」




一旦離れて、また刀をふるってくる




「…龍の呼吸(りゅうのこきゅう) 参の目(さんのめ) 龍亀裂(りゅうきれつ)




空中で実弥目掛けて刀を振る


そしたら、そのまま空気が刃の形のまま進む




実弥の髪をかすめると、その亀裂のような空気は宙に消えていく


地面に、実弥の髪が1束落ちる




炭治郎「(なんだあの技!?刀そのものが不死川さんに触れたわけじゃないのに髪を切った…!?

それに、悲しみの匂いが強くなってる…!)」



「……」

陸→←肆



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ピエロ(プロフ) - ひーちゃさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです…! (2020年2月28日 11時) (レス) id: ac5457e183 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃ(プロフ) - めーっちゃよき!! (2020年2月27日 23時) (レス) id: a3b4ed7c89 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピエロ | 作成日時:2019年1月21日 21時

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