拾漆 ページ19
A
何故か煉獄さんと向かい合わせで庭に立っていた
煉獄さん曰く、
杏寿郎「お館様に刃を向ける無礼者はどれだけ強いのだろうと思ってな!」
らしい
それからほんとに意味わかんないけど音柱の人も来た
天元「煉獄さん、派手にやっちゃえよ」
恐ろしいこと言うなお前
お互いに木刀、呼吸を使うのはなし
天元「そいじゃ始め!」
と言っても、煉獄さんは飛んでこなかった
「……?」
杏寿郎「君からかかってくるといい」
「は?」
お前だろうが、勝負しようって言ったの
「……遠慮はしねえぞ」
杏寿郎「ああ!それで来い!」
その言葉が聞こえると同時に私は地面を蹴った
-------❁ ❁ ❁-------
煉獄
杏寿郎「ふっ、」
正直、力を込めなければ彼女の力を抑えることは出来ない
多分まだ本調子では無いだろう
速さと力が他の奴とは桁違いだ
俺みたいに足を地面につけて戦っていない
体全体で、体重、骨、肉、内蔵全てを使って俺と戦っている
杏寿郎「君がこれほどまでとはな」
だが盲目だ、何も見えていない
俺を倒すことしか考えていないのか
「伊達に鬼切ってるわけじゃねえ」
木刀と木刀が激しくぶつかり合い、みしみしと音を立てる
負けているのは俺の方だ
彼女の木刀は空気を切っているようだ
木刀が一切傷ついていない
と思うと、足が顔面めがけて飛んできた
杏寿郎「!」
「誰も木刀だけでなんて言ってないだろ?」
左足で蹴りかかってきた
それを受け止めると、上を向いていた体を下に向け、右足で俺の腹を蹴ろうとしている
咄嗟に木刀で受け止めると、音がして折れた
杏寿郎「すごいな、君は!」
「え、あ、お、おう」
だがまだ
折れた木刀でなお俺は切りかかった
左足は掴んだままだから自由に動かない
その中で彼女は
鷹「A…………、A!?」
鷹が飛んできた
月瑠眼少女のか……?
と思うと、左足がありえない方向へと曲がった
杏寿郎「何をして__!」
その左足は俺の方を蹴り、彼女の体は上に行った
杏寿郎「!!」
あろうことか、鷹を抱きしめたのだ
「……おっ前馬鹿か!?怪我するぞあほんだら!!」
鷹「お前に言われとうないわ!」
「んだと!?!?」
喧嘩が、始まった……のか?
(文字数足りない…)
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ピエロ(プロフ) - ひーちゃさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです…! (2020年2月28日 11時) (レス) id: ac5457e183 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃ(プロフ) - めーっちゃよき!! (2020年2月27日 23時) (レス) id: a3b4ed7c89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピエロ | 作成日時:2019年1月21日 21時