【ハイキュー】及川徹が激愛する彼女

馴れ初め？11 ページ18

Aが、巳南とご飯を食べなくなって




及川が恋を自覚して




Aはその気持ちを閉じ込めて




もうすぐ1年が経った




……＿……＿

茜「お前ふざけとるんか？？あ？？」




及川「いやごめんって！！！」




A達も2年生になり、クラス編成もあり…。
(岩泉とAが同じクラス、及川と茜が同じクラス)




まあそれはひとまず置いといて()




今、及川は茜に説教を受けてる途中である




茜「いくら巳南と飯食わなくなったぐらいで安心してんじゃねぇぞクソ川」




及川「んんん茜ちゃん岩ちゃんに似てきたねっ！？！

言葉遣い悪すぎない！？」




茜「あのねぇ！Aは可愛いの！！狙ってる男なんてそこら辺にいんだよ！！」




及川「ぐっ……」




その言葉に、返す言葉もない




わかってる、全部




1年の時は巳南に少なからず敵対心を持っていて、廊下で会う度睨んでいた及川




＿＿＿＿＿……でも、




巳南『……そんな、睨まないでよ

やっぱりAさ…東条さんは、君とお似合いだよ』




そして、及川と仲良くなりたい




そう言ったんだ




気が弱そうって、思ってたのに




及川に話しかけてきて、それで、仲良くなりたいって




及川(……どういう神経してんの)




むしろあの笑顔は偽りない笑顔で、




それなら、と考えてしまう




こんな、他の男子とお弁当を食べなくなったことに安心して、告白ひとつもできない俺より




＿＿＿素直に言葉をぶつけてくれる彼の方が、Aにお似合いなんじゃないか




茜「……ねえ聞いてんの？」




及川「……ん、ちゃんと聞いてるよ」




「あれっ、もしかしてまた喧嘩してた？」




岩泉「おーっす」




お弁当を持ったAと、購買のパンを持った岩泉がクラスから顔を覗かせる




茜「A〜！！」




及川「岩ちゃーん！！聞いてよ、茜ちゃんがもつめっちゃ言葉遣い酷いの！女の子じゃないよこの子！」




茜「あ"ぁん？もっぺん言ってみろオラ」




及川「ヤ○ザ！？ヤク○なの！？」




「ふふっ」





本音は、踏み込みたいよ




普段、弱音を言わない君の弱音を聞きたい
普段、あまり表情を変えない君の色んな顔を見たい
普段、お姉ちゃん気質なところしか見せない君の妹な部分も見たい




家族の話をあまりしない君の、その話を聞きたい




＿＿＿＿あわよくばそれが、





及川「……俺だけであって欲しい」

馴れ初め？12→←馴れ初め？10

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す