運命の4 ページ18
芹沢の件が発覚したせいで、会場の全員が反応に遅れた
でも、肩を小さく震わせるAを見て
「う、うぉぉぉぉぉお！！！！！」
歓声が、上がった
(ありがとう、ありがとう……)
高校初めてのこの大会で、金賞
これから遠田に、盾と賞状を貰う為に泣いちゃダメなのに
そんな思いで、目から溢れようとする温かいものを必死にこらえる
遠田「……月野さん」
「……！はい……」
遠田「頭、出して？」
「えっ、あ、はい…？」
受け取るのは盾と賞状のはずなのに、なぜ頭？と思いつつ、Aは遠田にお辞儀するような形で頭を差し出す
すると、ことんと頭に何かが置かれた
「え……っ、」
遠田「おめでとう、
そこまで言われて、ハッとした。
＿＿＿Aの頭に乗るのはクラウン。
盾の代わりなのだそうだ。
遠田「きっと、知っていたのだろう？」
マイクに乗せられないその声に、Aは耳を傾ける
遠田「芹沢さんのこと。
知っていて、プレッシャーにも耐えながらあの力を発揮できるのはとても凄いことだ。
誇っていい」
遠田の言葉が、すんと心に入ってくる
今度は、ぼろぼろ泣きながら
「……ありがとうございます……っ！！」
涙を流しながら笑顔でそう言う
次は、彼に、貴方に
(飛雄くんに、早く会いたい
会って、飛びついて、それで……)
彼に似合わない言葉かもしれないけど、頑張ったなって、それくらいは期待したい
✄-------------------‐✄
ふって思ったんですけど、今回の飛雄くん激甘だなあって
個人的に激甘な飛雄くんももちろん大好きですけどAが他の男しかも飛雄くんが知らない男の子と喋ってた時に、後ろから首に腕を回されてぐいってされて「……お前は俺のもんだろ」って強めに、今にも噛みつかれそうな感じで言われるのも好きだぁあぁぁ
その後男子に「あいつ、俺のもんだから。狙ってるかは知んねぇけど譲るつもりない」って言うのも好き。つまりどんな飛雄くんでも好き。
妄想失礼しました……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1275人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
妖精・ナルル(プロフ) - なので、「〇〇高校、〇賞」と、呼ばれることが通常です。指摘失礼しました！作品自体はすごく面白いので、頑張ってください！あ、これは吹奏楽のコンクールについて書いたつもりです (2022年8月4日 8時) (
レス) id: 1e6a01ac78 (このIDを非表示/違反報告)
妖精・ナルル(プロフ) - この作品のオリジナルのコンクールなのであればこれでいいと思いますけど、通常のコンクールでは、各校全てに賞が送られ、最低でも「銅賞」を貰えることができます。し、銀賞と、金賞は聞き分けにくいため金賞のことは「ゴールド金賞」と呼ばれます。 (2022年8月4日 8時) (レス) @page14 id: 1e6a01ac78 (このIDを非表示/違反報告)
莉奈(プロフ) - とても面白い作品でした。また他の作品も見てみます！ (2022年7月3日 20時) (レス) @page45 id: 70c4a84710 (このIDを非表示/違反報告)
wenet(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても感動しました（泣） (2021年12月23日 20時) (レス) @page45 id: 3eb0d91875 (このIDを非表示/違反報告)
ピエロ(プロフ) - 。さん» ご指摘ありがとうございます！26ページに翻訳はサイトでと書いてあったのですが、見えにくかったですかね...。全体的にもう一度見直してみますね、ご不快な気持ちにさせたのなら申し訳ありません (2021年4月7日 18時) (レス) id: ac5457e183 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ピエロ | 作成日時：2020年4月27日 22時
