【ハイキュー】影山飛雄が激愛する彼女

そして始まった2 ページ2

排球部一同は影山を取り囲み、マイク(手)を差し出す




西谷「いつくらいからお付き合いを？」




西谷記者は神妙な面持ちでごく普通の質問をする




不思議そうな顔をしながらも影山も答えていく




影山「えっと、中学2年の最後ら辺っす」




田中「どっちから告白を……？？」




影山「俺っすね。俺が惚れたんで」





田中「くそ、イケメンがいる……」





田中記者も質問するも、あえなく撃沈



傷つくなら質問するなよ…。




でも、ただ一人だけ疑問を持つ記者も




月島「……王様が独裁政権やってた時も付き合ってたってことデショ？」





核心を着くその質問に一同は黙る





あの大会、王様を置き去りにした家来たちとベンチに下げられた王様





ましてや彼女なのにその事件を知らないとは言い難い






月島の言っていることは間違いではないが、今言うべきなのか




だが当の本人は




影山「まぁな。でもあいつすっげえ優しいから」





日向「えっ、よく分かんねぇけどその時のこと知りてえ」





菅原「お、俺も聞きたいかなー」




(いい意味で)空気を読めない日向と(凄まじくいい意味で)空気が読める菅原が気をきかせた





影山「あいつもその試合見に来てくれてて、俺がベンチに下げられた時とか全部見てたのに終わったら試合お疲れ様、って一言だけ声かけて手繋いで帰ってくれた」





西谷＆田中「可愛い上にハイスペック！！！！」





西谷記者と田中記者は項垂れる





……これは恋愛初心者武器用男、影山が惚れるのも無理はない

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