【ヒロアカ】通りゃんせ (ページ7)

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６話ページ7

その後、二人は別れてそれぞれが終わっていない種目を終わらせることにした。

Aが一人でソフトボール投げをしていると

「あなた、さっきの凄かったわ」

そう話しかけて来る者がいた。

Aは彼女から少しだけ距離を置く。

「ごめんなさいね…ただあなたと話したかっただけなのよ。」

その一言でAの表情は幾分か明るくなった。

「私は蛙吹梅雨
梅雨ちゃんと呼んで」

貴方「……さっき……ごめんなさい………人多くて………混乱した……私は………童A………よろ…しく…。」

さっきとはいつぞやと少し悩む蛙吹であったが、更衣室での出来事を思い出す。

蛙吹「別に気にしてないわよ

誰にでも苦手な事はあるもの」

貴方「……ありがと………梅雨…ちゃん……」

蛙吹「お礼なんていらないわよ。

Aちゃんとお話が出来て良かったわ。

いつか話してみたいとは思っていたの。
でも、こんなに早く叶うなんて思ってもみなかったわ」

そう言って微笑む蛙吹に心が温かくなる。

貴方「……いっき………話しかけかれる…………駄目…………でも…一人だけ……ならいい」

そう返したAに再び蛙吹は優しく微笑んだ。