【ヒロアカ】通りゃんせ (ページ35)

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３４話ページ35

相澤は氷で覆われた中へと近付く。

だが

相澤「……見えないな…」

中は大荒れで誰がどこにいるのかさえも分からない。

オール「相澤君！
私が一発打ち込んでくる！！

それなら少しぐらい視界が開けると思う
チャンスはその１回だ！」

オールマイトはそう言い残して氷の壁へと接近して行った。

オール「DETOROIT SMASH！」

オールマイトがパンチを放つと氷の壁は砕け散り、中の吹雪も一瞬だけ収まった。

一瞬だけだったが、その一瞬は相澤にとっては十分だった。

視界に入ったAに赤くなった瞳を向ける。

蛙吹「Aちゃん！！」

積もった雪の中に倒れ込んでいるAを見つけたオールマイトはそのまま彼女を抱き上げ、クラスメイトが待つ場所へと運んだ。

緑谷「わ、童さん…！！」

峰田「な、なんだよコレ！」

手足は青黒く変色し、顔の肌は至る所が剥がれ落ちていた。

緑谷「このままだと危険だ…！」

蛙吹「Aちゃん、とっても冷たいわ！！」

切島「暖めた方が…」

緑谷「か…かっちゃん…！！」

麗日「爆豪君！何か燃やして暖められる！？」

爆豪「出来るわ！黙っとれ！！」

BOOOOMと言わせながら彼は辺にある物を燃やした。