【HQ】お……女じゃねえからな！_2

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宮城の高校との合同合宿でAと再会することになるとは思ってもみなかった


青葉城西1年

髪は短く、身長は変わっていない

ノッポと眠そうな奴と一緒にいた


柔らかい目

少し低めだが声の響きがそのまんま
身長もあまり変わっていない


俺と目があった時の反応


一緒に風呂に入らないところ


それに、俺達は幼馴染みだ

離れてたとしても、ずっと一緒にいた

分かる


直感でも、Aだって分かる

そもそも名前が一緒なのだから


すぐにでも声を掛けたかったが、それをAが拒んでいるようだったから躊躇った


もう、俺と話してくれないかも知れない

俺の顔なんて見たくないのかもしれない


いや、見たくねえに決まってんじゃん


幼馴染み


大切な関係だったのにそれを崩したのは俺


ほら、目が合ったけど……Aのその目には恐怖の色


終わりじゃんか


とか、思うけど……本能つっーかなんつーか、俺自身はまだまだ諦められない


一緒にいたい


バレーしたい


俺のAだって、思ってしまう


今まで行動に移せてなかった俺だけど、目の前にAがいると今すぐに話し掛けたいし、我慢ができない

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