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ーー北山sideーー
はあ…。
今日何度目かのため息。
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俺ほんと何したいんだろ。
寝てる田中さんを見てたら
いろんな感情が込み上げてきて。
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「…キスしちゃった」
よりによって二階堂に見られるし。
俺ほんと馬鹿みてーじゃん。
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こーゆー時に限って
頻繁に鳴り響くニカからの電話。
もう何も言わないでくれ。
自分でもよくわかんねーんだよ。
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3回目の電話が鳴ったところで
意を決して俺は携帯を握った。
「もしもし、ミツ?」
「あ、おう
あのさ、今日のことは忘れて…?」
「そんなこと言ってる場合じゃないよ
戻ったんだよ!Aの意識がっ!!!!」
「えっ…」
耳を疑った。
意識が戻った…?
「…ほんと、なのか?」
「ほんとだよ!!」
「今から…「それだめ」
「えっ?」
「もう今日は遅いし
あんまり負担をかけない方がいいってさ」
「明日はっ?明日は会えるんだよな?」
「うん、会えるよ」
「…よかった、本当によかったっ」
心の底からの安堵感と嬉しさと
いろいろ込み上げてきて
俺の頬には一筋の涙が流れていた。
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ぴーすけ(プロフ) - lovemitsu917さん» ありがとうございます(^^)なんだかんだ長く続いちゃいそうです(笑) (2018年5月7日 0時) (レス) id: 0c0a75bd10 (このIDを非表示/違反報告)
lovemitsu917(プロフ) - ドキドキして楽しく読ませてもらってます。早く完結しないでくださいよ〜まだまだ先輩とのドキドキ続けたいです( *´艸`) (2018年2月21日 6時) (レス) id: f7579378d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴーすけ | 作成日時:2018年1月29日 23時