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朝、学校に行くと
一緒にマネージャーをやっている
ゆかが駆け寄って来た。
「ねえ、昨日見ちゃったんだけど…」
『何を??』
「宏光とみさき先輩が、2人で公園にいたの」
『えっ?』
「宏光から聞いてないの?2人付き合ってるの?」
『知らないよ?』
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別に私に関係ないしーって
誤魔化したけど、すごい気になって。
昨日、一緒に帰れなかったのは
先輩と公園に行ったからだったの?
私との約束を断ってまでって事は
そうゆう事だよね…
付き合ってるにしろ、付き合ってないにしろ
宏光にはあんな美人な先輩の方が似合ってる。
先輩が宏光を好きって事を知っている以上
もうどうにもできない。
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その日、宏光とクラスでは全然話さなかった。
宏光もすごいボケーっとしてて
何かを考え込んでいる様子だった。
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放課後、部活。
宏光とみさき先輩は、なんだかぎこちない。
昨日やっぱり何かあったんだね。
聞いてみたいけど聞けるはずもなく…
部活が終わり今日は1人で帰ろうと、急いでた。
「なあ、待てよ」
『え?』
「一緒に帰んぞ」
それから、たわいのない話をして
あっとゆーまに家に着く。
私の家の前で止まり黙り込む、宏光。
「ちょっと、きて」
そう言って連れてかれたのは、いつもの公園。
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「Aって俺への気持ち何もないの?」
『えっ!?』
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いきなりすぎた質問に驚きを隠せなかった。
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作者名:ぴーすけ | 作成日時:2017年4月7日 23時