20 ページ20
.
結局、宏光はずっと看病してくれて
「体つらくない?」
「なんか飲む?」
「食べたいものある?」
って、何回も何回も聞いてくれた。
でもやっぱ体がだるくてすぐに寝ちゃって…。
朝、起きてみるとベッドに伏せて寝てる宏光がいた。
『ひろみつー、おきてー』
「んー、」
ほんと寝起き悪いんだから。
『学校遅刻しちゃうよー?』
バシバシ体を叩いてたら
「やめろよ」
って言いながらその手を掴まれた。
.
.
.
あれ…?
いま絶対起きたよね?
掴んだ私の手を枕にして
またスヤスヤ寝だした。
『ちょ、ちょっといい加減起きて//』
「んー…、はよ」
『おはよ…』
あーーー、ねみーーーー
って言いながら顔洗いに行って
「着替えてくるわ、学校行けそう?」
『どうしようかな』
「まあ無理すんな。あとでまた来る。」
そう言って自分の家に帰っていった。
な、なんか冷静に考えたら
すごいカップルみたいなことしてない!?//
はあ、もう頭おかしいのかな私…。
今日は学校休もう。
宏光にも休む事を伝えると、
帰りまた来るねって。
ああ、なんかもうよくわかんない。
.
254人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぴーすけ | 作成日時:2017年4月7日 23時