理想と現実 ページ7
校長室を後にして、ﾎﾞｰと廊下を歩いていた。
頭の隅に置く所か、意識全部持ってかれるような話。
いきなりすぎて考えが纏まらない…。
『あーー！もう！！』
廊下を進んで、職員室を通り過ぎて階段を降り、また進んだ先のバリアフリーの大きなドアの前に立つ。
【留守】の看板がないのを見て、2回ノックをしドアを開けた。
『失礼します。リカバリーガール、ちょっと話…が、』
リ「おや、Aじゃないか」
オ「やぁ！風衹君！入試試験以来だね」
リカバリーガールの隣にいるの…もしかして、
『オールマイト…さん！？』
オ「HAHAHA！そう言えば、まだこっちの姿は見慣れてないんだったね」
『えっと、はい…入試試験以来ですから』
頬こけてひょろっとした皮と骨の姿は平和の象徴オールマイトから大分掛け離れている。
一瞬誰だか分からなかった…。
『オールマイトさんは何でここに？』
オ「新年度から私もここの教師だからね。新米教師として根津校長に教育論を説かれてたんだ。
それと、担当する授業でお世話になるだろうから、リカバリーガールに挨拶がてら少し話をね」
『そうなんですか』
リ「ところでA、何か用事があったんじゃないのかい？」
『あぁ…、えっと、…はい…』
きっと分かりやすいくらい表情が暗くなったと思う。オールマイトもリカバリーガールも顔を見合わせていた。
オ「私は席を外した方がいいかな？」
『いえ！大丈夫です！寧ろ、オールマイトさんの意見も貰えたら…。いいですか…？』
オ「もちろんさ、いくらでも答えてあげよう！」
リ「立ち話もなんだから、こっちに座って話してみなさい」
すみません。と何度も謝り、私は校長から提案された話を2人に聞いてもらった。
────
──
オ「なるほど、無個性である自分がヒーロー科の担任をしてもいいのか。そういう事だね」
ある程度話し終えた所で、オールマイトがふむ。と腕組みして思案している。
リ「イレイザーにはまだ話してないのかい？」
『校長室から直で来たんで、まだ。一応…帰って話はしてみようかと思ってます』
多分、お前の好きな様にすればいい的な事を言われるんだろうけど…。
こういう事に関しては放任主義な所あるから…
オ「風衹君は、どうしたいんだい？」
オールマイトの蒼い目がじっと私の方を見ていて、どうしたい？の言葉に、頭の中で自問自答が始まる。
私は…
『私は、…』
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とよ(プロフ) - 初コメ失礼します。尊い、、尊き、、なにこの幸せおしどり夫婦もう一緒抱きつき合って幸せになっていやがれ！！と心の周波数が乱れ、思わず叫んでしまいました。無理せず更新はいつでも気長に待ってます！この作品大好きです！あと相澤先生もす((((( (2023年3月2日 21時) (
レス) @page49 id: d1624c287f (このIDを非表示/違反報告)
シュリ(プロフ) - りゅうさん» りゅうさんお久しぶりです！この展開は前々から考えていたシナリオでした。読者の方々が望んでいた物語ではなかったかもしれませんが、もう少しだけ2人の話に付き合って頂けると幸いです。作品を読んでくださりありがとうございます！(*^^*) (2020年3月26日 20時) (レス) id: 6347914aa2 (このIDを非表示/違反報告)
シュリ(プロフ) - _Mikado_さん» _Mikado_さんコメントありがとうございます(*^^*)楽しみにして下さってありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします！ (2020年3月26日 19時) (レス) id: 6347914aa2 (このIDを非表示/違反報告)
りゅう - こんばんは！最新話拝見致しました(涙)まさかと思いながら小説を読んでいて自分自身も悲しい思いでいっぱいです… (2020年3月26日 19時) (レス) id: 18e42f338b (このIDを非表示/違反報告)
_Mikado_(プロフ) - 続きたのしみです！更新頑張ってください！ (2020年3月26日 17時) (レス) id: f327cce89d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュリ | 作成日時：2020年3月4日 1時
