【さらに再び誠凛へ】[2] ページ5
桃「あっ、霧崎第一のマネージャーさんですよね！」
くるっとこちらに可愛らしく向いて、私を指差す
正式じゃないのによく知ってるねーとほぼ桃井ちゃんにデレデレの状態で言うと、桃井ちゃんは口を開く
桃「知ってますよー！Aさんが、ダンス部で有名なことも…胸が意外にDもあるってことも」
貴「うわぁ、本当によく知ってるなぁ」
さらっと私の胸のカップまで、さらりと暴露した発言に、その場にいた数名は健全な男子高校生ということもあり、大袈裟なリアクションを取る
しかし、一方の私はそれに動じず桃井ちゃんの情報通に感心しているだけ…と周囲からはそう見えそうだが
これでも、恥ずかしい。でも、恥ずかしがっている姿の方が恥ずかしいからなんとか隠す
相「よく胸の大きさ言われて、普通でいられるわね…」
桃「誰かさんみたいに、小さくないのもあるんじゃないですかー？」
相「こっのぉ小娘…！」
上手く隠せてたみたいで、リコさんはそう言ったが桃井ちゃんがリコさんに少し意地悪っぽく言われ、まぁまぁと私が宥める
…なんか修学旅行の夜の女子トークみたいになってるけど、プール場なのと、男子高校生がいるってこと忘れちゃ駄目だよね
そういえばと本題を思いだし、まだ私の手の中にある熊さんTシャツをリコさんにお礼を言って渡す
渡すと、わざわざありがとうね、と言いながらリコさんが受けとる。
用がすむと、私はプール場から出ていった。私が出ていくと、桃井ちゃんも出ていき私の横に並んだ
沈黙だと、つい自然に会話をしようと口から言葉が出る
貴「そういえば、小娘？さんはなんでここに？多分だけど、誠凛じゃ無いでしょ？」
急に、名前も教えたこともない人が名前を読んだら不自然だろうと思い、会話の中で出た小娘という呼び方で呼ぶ。そうすれば相手も名前を名乗ってくれるだろうし
桃「あ、私、桃井さつきです。桐皇バスケ部マネジャーなんですけど、誠凛に好きな人もいるし、偵察を理由に来ちゃいました。」
えへへ、と少し頬を染めてはにかむ桃井ちゃんは、恋する乙女の代表ともいえる可愛らしい表情をしていた
おっ、頑張って。と言うと、恥ずかしそうにはいっとだけ言った桃井ちゃんとは、もう道が別れるところだったから手を振り別れた
＿＿＿
「(いやぁ、恋する子はやっぱり見てて楽しいね！)」
「(なにおっさんみてぇなこと言ってんだよ。)」
そんな彼女がこの会話の話し相手によって、恋する乙女になるのはまた別の話
【奇跡なバスケ部とバイトさん】[1]→←【さらに再び誠凛へ】[1]
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KANA(♀)(プロフ) - 白(化け猫)さん» コメントありがとうございます！お気に召していただけて、嬉しいです。これまで、コメントしてくださり嬉しかったです！ありがとうございました！ (2015年5月6日 20時) (
レス) id: 976ac7df53 (このIDを非表示/違反報告)
白(化け猫)(プロフ) - お疲れ様でした！面白かったです！ (2015年5月6日 18時) (レス) id: b17f2b3f84 (このIDを非表示/違反報告)
KANA(♀)(プロフ) - はきゅさん» コメントありがとうございます！貴方の思いやり溢れるコメントに、いつも励まされました。ここまで読んでくださり、本当に感謝しています！他の作品でも、自分のペースではありますが、頑張って更新しようと思います！ (2015年5月6日 9時) (レス) id: 976ac7df53 (このIDを非表示/違反報告)
はきゅ(プロフ) - お疲れ様でした。これからも、無理はしないで他の作品でも頑張ってください。 (2015年5月5日 22時) (レス) id: cc6f053009 (このIDを非表示/違反報告)
KANA(♀)(プロフ) - すもももももももものうちさん» 辻さん出させていただきました！私も、ヤンデレッぷりというかメンヘラッぷり描くの楽しかったです！リクエストありがとうございました！ (2015年2月22日 17時) (レス) id: d8c1d54596 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KANA(♀) | 作成日時：2014年11月25日 22時
