【黒子のバスケ】悪童さんと私とバスケ部の皆様方でお送り致します【短編集】[4]

【霧崎第一バスケ部達と罪沢さんが○○したようです】[5] ページ12

瀬戸「で、これからどうする？」


お前が仕切んなと言いたげな目で見ると、視線を察知したのか此方に向かれた

いや、だってさっきまでアンタが殴ってたから話進まなかったじゃないかっと頭で言い訳するが、真は山崎くんが目付きが悪いのは元からだということで気づかなかったようだ


古橋「一番問題なのは、トイレとかじゃないか？自分の下半身も見るし、女子はわざわざいつも二人以上で行くだろ？」


確かに、とうなずく。女子特有のトイレの集団行動は確かに問題だ。山崎くんの神経がすり減られるに違いない

まぁ山崎くんが純粋ならの話で、汚れているのならラッキーとでも思うのだろうか

しかし、やはり期待を裏切らないのが山崎くんだ。どうしよ…と両手で顔を挟みながら赤面している

…私もあんな風に乙女な行動をすれば、少しは良くなるんだなぁとしみじみ自分の見た目について思っていると、瀬戸くん(本人)が起きてアイマスクをずらして口を開いた


花宮「罪沢と仲いい子で柚子加ちゃんいんじゃん？あの子に言っとけば？」

山崎「あー…」


確かに、グループの中でも柚子加と私はかなり仲がいい方だ。
グループの中で怪しまれてもフォローしてくれるかもしれないし、問題となっているトイレも柚子加が何とかしてくれるかもしれない

柚子加も山崎くんとは一年のときクラスが一緒だったこともあるし、山崎くんの姿の私が行ってもいいだろうということで、私が呼びにいくことになった


貴「(果たして信じてくれるのやら。)」


私の軽いイタズラだと思われるかもしれないし、気を付けないと


階段を登ってすぐの教室に戻り、柚子加の姿を探す。すると奥の席の方に、友達と固まって喋っている柚子加を発見。

私は、山崎くんが柚子加を呼ぶ際の呼び名で呼ぶ


山崎「あ、月川。罪沢が呼んでたぞ？」


まぁその罪沢が私なんだけどねっ！と心の中で言う。柚子加は私の名前を出したこともあり、特に警戒もせず私に着いてきた

連れていく際に、後ろで駆け落ちかー？とか二股!?とか言ってる声はいつもと変わりない仲間たちの声だった。残念、罪沢です

【霧崎第一バスケ部達と罪沢さんが○○したようです】[6] 注意事項 ＊ほぼ会話文。 ＊オリキャラがでしゃばってる→←【霧崎第一バスケ部達と罪沢さんが○○したようです】[4]

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す