ただいま、Ep.17 ページ18
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自宅で友人とお茶をしていると
テーブルに置いていた携帯が鳴った
手に取り、通知を確認する
「……ジミンさんから…？」
可愛い目を私に向けて聞く友人に
コクン、と頷いた
''今から会える？''
「相変わらずラブラブで」
『会える？って聞かれただけだよ』
「Aに会いたいんだよぉ、ラブラブじゃん」
その言葉に素直に肯定できなかった
時折、自分がわからなくなる。ジミンのことは好きなんだけど…何故か罪悪感がある
実は、ジミンは気を失っていただけだった。
ジミンが無事に目を覚ましたあの日、今までのどんなことよりも嬉しかった。
本当に愛してるんだって確信して、今ももちろん愛してるんだけど…
でもジミンと居るとあの人の存在がチラつく。
私の事をあんなにも愛してくれた人が、なかなか私の記憶から離れてくれない。
「長居しちゃ悪いし、そろそろ帰るね」
席を立ってカバンを持った友人は服装を軽く整えてからニコッと微笑んだ
こうやって空気が読めるの素晴らしいと思った。
友人の育ちの良さに感心しつつ、私も立ち上がり「わざわざ遊びに来てくれてありがとう」とお菓子を一つ渡した
また来てね、って一言添えて見送った
友人と御暇してから数分が経った頃
インターホンが鳴った
押し主はジミンだろう、と、だいたい予想がつく。
軽く身だしなみを整えてから
玄関のドアを開けた。
「逢いたかった……」
顔を合わせるなり
真っ先に抱きしめられた
『私もだよ。中入ろ…？』
「うん」
部屋に入り、ソファに腰を掛けるなり口を開いた彼
「俺さ、指折られたじゃん？」
パーにした手を見つめながら
普通の声のトーンで話すジミン。
その話…なるべく聞きたくないんだけど…
と、思いつつも口に出せずにいると
体を私の方に向けて、やや興奮気味に口を開いた。
「Aも指折ってよ」
『………えっ、？』
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綺螺 - ﾘｱﾙ･ﾆﾅｲﾀ･ﾐﾀｲﾃﾞｽ (2020年3月9日 4時) (
レス) id: 63cd4095fc (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんてユラちゃん - 怖いけど泣けますね(・∀・) (2018年7月23日 18時) (レス) id: 1ab187734f (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 怖かったけど、面白いのでついつい先読みしたくなっちゃいました笑笑 (2018年4月7日 11時) (レス) id: 6ed9e5bdcb (このIDを非表示/違反報告)
くろぷけ(プロフ) - 初めまして!!!本当に愛が深くそれと同時に闇の深さを味わえる作品でした!!!衝撃的な部分ばかりで正直夜中に見るべきものじゃなかったですwwあまりの衝撃に「えぐ...」と声に出してしまいましたが、とても面白かったです!!!!!!(＾ω＾ (2018年3月31日 23時) (レス) id: d5c421cc77 (このIDを非表示/違反報告)
あゆた(プロフ) - リソヌさん» 初めまして！そういった感想をいただけて嬉しい限りです｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ 番外編もいつか投稿しようと考えていたところだったので、もし書ければ投稿しようと思います＾＾ (2018年3月17日 16時) (レス) id: 7bc4b60aae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆた
| 作成日時：2018年3月11日 21時
